お弟子講座でのデモセッションと流れ弾に当たった話　〜権威との葛藤と心理分析の難しさ〜

熱血つるつるゆで卵カウンセラー、一水みゆきです。
昨日まで３ヶ月予約の取れないカウンセラー根本裕幸氏のお弟子３期、講座第２回でした。
講座の感想はあとにして、気持ちがフレッシュなうちにデモセッションの様子を書きます。

そして彼女は手をあげた

お弟子さん制度の講座では毎回根本裕幸師匠によるデモセッションがあり、それをみんなで
見ながら勉強するというものが毎回あります。

前回より会場が広くなったせいか、今回はクライアント役のお弟子さんと根本師匠が
向き合い、それをまわりの弟子たちが囲むというスタイルに変わりました。

そう、ハードルが上がったのです。しかも手を挙げた後に(笑)

そしてたった一人手を挙げたYさんがクライアント役になり、本日の相談がシェア
されます。相談内容は『仕事ができるということを受け取れない』でした。

どういうことかというと、可愛いねとか、容姿のほめ言葉はそこそこ受け取れる。
でも『仕事ができる』というのを受け取れないというのです。

わたしはそーなんだぁ。別にでも受け取れなくても困るかなぁ？と思いながら
聞いておりました。

そしたら根本師匠がつっこむつっこむ。たくさん彼女に質問していきます。
父親、母親、兄弟との関係。仕事のこと。結婚生活。いろいろと質問をしながら
クライアントの情報を収集していきます。(詳細は個人情報なので省きます)

わたしはお〜、すごいなぁ。めっちゃお仕事できるんだぁ。とすっかり見物人(笑)
もともと質問の内容とか、普段のfacebookのコミュニケーションで仕事できそうだ
と思っていたのでわたし的にはやっぱりか〜という感じでした。

新たなキャラクターの誕生

そして仕事ができるゆえに周りを見下してしまうのが怖い、周りからはみ出てしまう。
とおっしゃっていました。

あ〜、わかるなぁ。わたしも若い頃は『なんでこいつこんなにできへんねん』とか
人を見下すというかそのようなことをしておりました。あの頃は青かった。
今でも多少は名残があります。いや〜性格悪いな(笑)

根本師匠がいじりだし、お局でしょ？権力者でしょ？と言い出し、とうとうYさんの
お名前に様付けで呼びながらカウンセリングしだしたのです。

師匠おもろいな〜(笑)

とうとうYさんに女王様の称号をプレゼントしたのでした。
セッションも戴冠式しましょうか、Y様。とか。完全に遊んでるのか、これも
カウセリングのテクニックなのか…。う〜む謎だ。

わたしはぼけーっと聞きながらう〜む。問題はどこかなぁ。カウンセリングするなら
なんて質問しようか。そう思いながら聞いていましたが、いまいちピンとこない。

まぁお父さんだろうから、権威との葛藤？
お父さんを深掘りかな〜と思いながら聞きました。

権威との葛藤というのは目上の人との問題のことです。特に仕事やお金の面で問題
となることが多く、この問題の源流となるのは一般的には家庭内における権威の象徴
である「父親」との関係に根付いているのですが、家庭によっては父親が権威を喪失
して「母親」がその役目を担っていたり、古い家では「祖父」がそのポジションに
就いていることもあります。

権威との葛藤～なぜ、仕事が行き詰るのか？なぜ豊かさを受け取れないのか？～
根本裕幸ブログより抜粋

 

そしてセラピーを実演します。どうも問題の根本はお父さんに認めてもらわないと
いけない、という呪縛から頑張り続けてしまうというところのよう。
頑張らないと価値がない、愛されない、見捨てられる恐れ。

『仕事ができる』が受け取れない、からここまで引き出す師匠はさすがやな〜。

誰か見捨てられる恐れを持っていそうな人を選んで、といわれてお弟子仲間を選びます。
そして彼女の背後に立ち、肩に手をおき、ささやきます。

『もうがんばるのやめよう』

『大丈夫やって』

『今まで散々頑張ってきたやろ』

『みんな味方やで』

『あんたは一人じゃないんやで』

『なぁ、もうええやろ？』

『わたしがずっと一緒にいてあげる』

 

Y様は泣き出してしまいました。

そしてわたしもなんか流れ弾きたんですけど〜〜〜〜〜！！！
なっ涙がでそうになる…。

なんでやねん。

ちなみに流れ弾とはカウンセリングを受けてる本人じゃないのになぜかその様子をみた
だけで、自分がカウンセリングされてる気分になることです。

頑張らなくてもいいよ。ここにきたのか、それとも頑張らないと価値がない、見捨て
られる恐れに触れたのか。

どちらかはわからないけれど涙が出てきました。前回はそんなことなかったのになぁ。

師匠に質問すると、流れ弾に当たりやすい時は心が開いている時、ぼーっと聞いてる時(笑)
でもわたし最近感情を感じやすくなってきた気がする。

岩橋さんのカウンセリングで感情を感じにくいと指摘されてから無意識に意識したのか、
こころが開けるようになってきたのか。

そして帰ってから流れ弾の余韻が(笑)息子をお風呂に入れて、『パパがさ〜』と嬉しそうに
話す息子をみて、なぜかめっちゃ涙が。この涙の正体は『罪悪感』

わたしのせいで息子に寂しい思いをさせているという罪悪感。

あ〜、わたしまだまだ全然罪悪感の塊やん。

そしてふと思った。

旦那さんはこの感情を息子といる間ずっと感じているのか。

それは辛いよね…。だから家に来たがらないのかぁ。
旦那さんの気持ちを少しづつだけど理解できて来た気がする。
わたしが自分の感情と向き合うことは=旦那さんと向き合うなんだな。

相変わらずたくさんの気づきと成長がありました。
手を挙げた勇気ある女王様Y様に感謝。やっぱりすごいや根本師匠。
あしたは講座の感想の方をかきますね〜。

さよなら　さよなら　さよなら。
また明日。

一水みゆきでした。

 

 

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さよなら　さよなら　さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。

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