子供に教えてもらった気づき。どうしてなんだろう?言葉の背景を探る。

日常で使える心理学
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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

今回は子どもに教えてもらった気づきを忘れないうちに書こうと思いました。
きっかけは些細なことだったんですが、そこからいろいろと考えさせられたんですよね。

こんばんは、デザイナーの仕事が忙しすぎて精神がゲシュタルト崩壊しそうな
一水みゆきです。ようするに疲れてるってことです(笑)

きっかけは1枚のTシャツ

そう、そのきっかけは1枚のTシャツでした。GAPのアウトレットで買った
バットマンのTシャツ。私はアメコミがめっちゃ好きなのでキャプテンアメリカや
アベンジャーズ、スパイダーマン、スターウォーズのTシャツを買って着せていました。

赤ちゃんの時もロンパースで着せていたし、デザインもカッコよくてとても気に入って
いたんです。新しく買ったバットマンのTシャツを何回か着せようとすると息子が嫌がる
んですよ。まぁ2、3回は気分じゃないのかな?と思って流していました。

そしたらまた着せたTシャツを脱ぐ、他の服を着るっていいだしたんですよ。
これ嫌、ほかの着るって。わたしは大人気なく頭来ちゃいまして…。
『なんでこの服ぜんぜん着ないの?せっかく買ったのに!』と怒っちゃったんですよね。

子どもからしたら知らんがなって感じです。またやっちゃったよ〜。
怒った私は服を乱暴に脱がせて違う服着せて、めっちゃ腹が立ったのでそっけない態度
をとってました。あ〜大人げないわたし。でもね〜、最近責めるのはやめようって。

だって大人だって腹たつこともあるし、嫌なこともあるし。反省はするけど、それを材料に
自分責めのドMの変態は卒業するのだ〜〜〜〜!(希望)

話は戻りますが、息子に聞いてみたんです。

3歳児に聞くには工夫が必要

数分して怒りが落ち着いたわたし。息子にごめんね、ママ怒りすぎたねって謝って
フォローしたのち聞いてみました。

「どうしてこれ着たくないの?」

「嫌やから」

嫌なのはわかるんだけど、どうして嫌なのかがわかりません。困ったなぁ。
もしかして、と思ったので別の聴き方をしてみました。

Tシャツのイラストを指差しながら「これもしかして怖い?」と聞いてみたんです。

そしたら「おめめが怖いの。だっておめめ無いから」
といったんですね。あぁ〜そうかぁ。絵が怖かったのか。
バットマンのロゴのコウモリのシルエットがどうやら怖かったみたいなんです。

わたしにとっては怖くもないし、怖いなんて発想自体もなかったけど、
息子にとっては怖い“絵”が書いてあるTシャツだったんです。

そもそも、最近はいつも服を買うときどれがいいって聞いているんですけど
これはわたしの趣味なので聞かないで買ったんですよね。その時これ買うよ
といってもいらないとは言わなかったんで。

赤ちゃんのうちはいいけれど、じぶんの意思が出てきたら本人の意思を尊重
しないといけないなぁ、と身にしみて実感しました。

子育てって本当にいろんな気づきをくれるよなぁ〜。

大人でも3歳児にわかるような丁寧なコミュニケーションを

そもそも大人の男性でも圧倒的にコミュニケーション能力も、共感力も
女性に比べると低い傾向にあります。心理学的にも、様々な研究結果からも
言われていることです。

だから大人の男性であってもして欲しいことは“具体的”にいいましょう。
ちまたではそんな男性に対する対処法であふれています。

3歳児の嫌やからって返事だけじゃどうして嫌なのかわかりません。
だからどうして息子は着るのが嫌なんだろう。と想像してみる。
そして、もしかして〇〇だから嫌なの?と聞いてみる。

もし違うなら『違う』というだろうし、合っているなら今回みたいに
「おめめがこわいの」って教えてくれると思うんですよね。

これって大人の男性に限らずいろんな人にあてはまるんじゃないかって。
言葉を言葉通りに受け取るんじゃなくて、どうしてなのかな?なんでなのかな?
この人はどういう風に感じたから、この言葉を発しているんだろう?

それってとても大事だよなぁって。

今回私が何で服着てくれないの?っておこったこともそう。
せっかく似合うし、かっこいいと思って買ったのに着てくれなかったことが
悲しかった。せっかく買ったのに着てくれなくて悲しかった。

「なんで着てくれないの?」の怒りの感情の下には悲しい気持ちが隠れて
いたんですよね、わたしの。

今回は伝えていないんですけど次回からはこう伝えればいいかなって。
ママは似合うしかっこいいと思ってる。だから着てくれないのが悲しかった、と。

もちろんそう伝えた上で、でもね、息子ちゃんが怖くて着たくないなら着なくて
いいんだよって伝えようと思います。だって着るか着ないかを決めるのは息子だから。

相手がどんな気持ちでその“言葉”を発したのか想像する。なかなか難しいと思う
んですけどそれを理解したいなぁと思いました。もちろん理解しても、自分が嫌だ
と思ったらそれを尊重しなくてもいいし。

この人はこう思ってるのかな?それを確認するって大事だな。

もちろんカウンセラーとしてカウンセリングの場では特に大切だなぁと思いました。

さよなら さよなら さよなら。
また明日。

一水みゆきでした。

 


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さよなら さよなら さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。





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一水みゆき

『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

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《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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