年上妻と年下夫。別居から幸せへのデス・ロード㉖ 〜今までありがとう、大好きだったよ〜

年下彼氏・年下夫のこと
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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

年上妻と年下夫。別居から幸せへのデス・ロード㉖ 〜今までありがとう、大好きだったよ〜

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一水みゆき

こんばんは〜。心理デザインカウンセラー・
コンサルタントの、一水みゆきです。

今日は息子と母とクリスマス会でした〜。
サンタさんのプレゼントは最近ハマっているゴジラのフィギュアたち。
めちゃくちゃ喜んで、ひとり遊びを堪能していました。

私、自分へのクリスマスプレゼント何も用意してない(笑)
まぁ結婚指輪売りに行ったら、そのお金でスワロフスキーの指輪
買おうかと思ってま〜す♥

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前置き長くなりましたが、前回の続きです。
カウンセリングもいよいよ終盤。
イメージワークはもちろん夫を手放す、です。
イメージの世界に入っていく私。

目をそっと閉じて。息を吸って、深呼吸をしながら言葉に耳を傾けます。

「夫を女神様に託して、手放す日がやってきました」
イメージの中の夫は、うつむいて悲しそうな顔をしています。
「どんな言葉をかけたいですか?」とヤタさん。

そう言われて出てきたのが「いつまでウジウジしとんねん!」
私らしいな〜。思わず自分で苦笑い。

そんな夫を見つめながら、色々あったなぁ。
そんな気持ちでじっと見つめます。

「私は今日あなたを手放して、自由になります。」
指示通り、言葉に出してイメージの中の夫に伝えます。
抵抗は、ない。

もっと近づいて夫の顔を見る私。
苦笑いをしています。
「彼に伝えたい、言いたいことある?」
ヤタさんにそう聞かれて。

「ごめんね、頑張って」
口から出てきた言葉。
もう私にはどうにもできないから。

そしてまた夫に近づきます。
遠くを見ている、彼。

あぁ。こっちを向いてないんだな。
実感する私。
彼に伝えたい言葉は?また聞かれてすぐに浮かんだ言葉。

「さよなら」

夫はその言葉を聞いて、真剣な顔でこっちを見ています。

ヤタさんは私の感情を掻き立てるように言葉を紡ぎます。
優しく、柔らかく、崩れないようにそっとお豆腐を持ち上げるかのように。

悲しいよね、辛いよね。彼と一緒に未来を見たかったよね。
そのためにたくさん頑張ってきたよね。
でも2人で生きる道は、今は交わらなくなってしまったのかもしれません。

静かに。目から涙がスーッと溢れてはおち。
頬を伝って膝に落ちていく。
音もなく流れていく滝のように。

止めどなく涙が溢れて、目からこぼれ落ちていく。
泣いているというより、浄化されているような感覚。

私は彼に近づき。
顔を覗き込む。
悲しそうな、苦しそうな表情。

「あなたと出会えて良かった」
「あなたのおかげで私の人生は良くなりました」
「ありがとう」

声に出して、伝えます。

イメージの夫に想いを込めてぎゅっとハグをします。
彼の元を離れて、自由になる。
最後のハグ。

「今まで本当にありがとう、本当に大好きだったよ。」
声に出して、伝える。

浄化の涙は、ずっと頬から止めどなくこぼれ落ちる。

彼と手を繋ぎ、少し離れた女神のところへゆっくりと歩いていく。
別れのタイミングが来ました。
たくさんの想いが胸に溢れ。

涙は滝のように、静かに流れていく。

この人を支えたかった。
2人で幸せになりたかった。

女神様の前にたどり着きます。
少しウェーブのかかった金髪ロングの美しい女性。
真っ白なゆったりとしたロングドレスに身を包んでいます。

女神様は、穏やかな笑みを浮かべて微笑んでいます。
夫の手を女神様に差し出す私。

女神様は柔らかい、光のような笑顔で夫の手を取ります。

『私には無理でした』

『良い奥さんになれませんでした』

『彼をどうかお願いします』

女神様は夫を引き寄せて、彼と一緒に一歩づつ歩いて遠ざかります。

その場所から何もできず、ただそれを見つめる。
見送ることしかできない、無力な私。

少しずつ2人の姿が小さくなっていきます。

『どうか彼が幸せになりますように』
『どうか、彼を幸せにしてくれる人が現れますように』
願いながら見つめます。
そして2人の姿は見えなくなってきました。

私の手には、女神様から渡された扉の鍵がありました。
真鍮色の、美しい宝石が飾られた鍵。

後ろを振り向くと、私の目の前に大きな白い扉があります。

扉を開けて一歩入ると。
ヨーロッパのようなカラフルな建物の広場。
地中海の美しい海が広がり、海風が吹いています。

たくさんの荷物を背負ってきた私。
ずっと1人で頑張ってきて。
この世界では頑張る必要も背負う必要もない。
自分らしく生きていける。

そう感じながら、イメージの世界から目を開けて戻ります。

イメージワークが終わって。
助けられなくてごめんって罪悪感も私にはあったな。
そのくらい愛が深くて、優しいから。

でもやっぱり、2年ずっと向き合ってきた。
その差が多すぎてやっぱり無理だなぁ。

一緒に居れなくなっちゃった。

それでも待つとしたきっとかなり時間がかかってしまう。
だから、罪悪感は持たなくていい。

相手が向き合わないと釣り合いが取れないのだから、しょうがない。
自分が引き上げるのはもう無理だし、コントロールもできない。

やっぱりしょうがないんだよね。

本当に無理だったんだ。

視点が変わっちゃったから。
見てる世界が変わってしまった。
同じ世界に、いないんだ。

だから本当に、仕方がないしかない。

別れたいわけじゃないけど、話が合わない。
同じ目線で世界を見てない。

私にできることは、自分を大切にしようってことだけ。

もう、彼の幸せを祈ることしか私にはできない。
信頼は、祈ることに近いのかな?
ふとそう思った。

そっか。終わったんだ。

あとは公正証書作って離婚するだけ。事務手続きだけ。
色々と事務手続きについてアドバイスをくれるヤタさん。

そして6回目のカウンセリングは終了したのでした。

家に帰ると、息子は祖母と水族館に行っていたみたいで。
その時の話をたくさん、楽しそうにしてくれて。
「ママ、お土産。」

そう言ってジンベエザメの小さなぬいぐるみのキーホルダーをくれました。
めちゃくちゃ嬉しかったので、喜んでありがとうをいうと。
すごく、すごく嬉しそうな笑顔を浮かべる息子。

私、愛されてるな〜。

すかさず実母が「買ったの私やで」とアピールしてくる。
微笑ましくて(笑)

「わかってるよ、ありがとう」

私は愛されてる。
今まで受け取れなかっただけで。
夫にだってちゃんと愛されてた。

だって毎月お金もちゃんと入れてくれる。
養育費も払う気持ちはちゃんとある。
月に1回必ず息子には会いにくる。

だからさ、今ある大切なものを抱きしめていこう。

そう思った私。

そして弁護士であり、心理カウンセラーでもある小川正美先生に法律相談を
お願いして。

Twitterで呟いたら、たくさんの人にありがたい言葉をもらって。
勇気をたくさんもらいました。

会社の上司で、唯一このことを知っている部長に報告もしました。
年内に離婚予定です、と。
しんどかっただろうなぁと労りの言葉をもらって。

あとは事務手続きを粛々としていくだけ。

寂しい、物悲しい気持ちも出てくるけれど。
それも仕方がないよな、と受け止めながら。
その後どっと疲れが出てきた私。
息子と一緒に泥のようにひたすら寝る。

そっか。私思ってたよりも気を張り詰めてたんやなぁ。
めっちゃ頑張ったなぁ。
私、えらい!

自分の中に柔らかな感情が広がります。
暖かい、春の日差しのような柔らかい光のような。
ブログを書きながら、涙が出そうになるけれど。
それも嘘偽りのない、本当の私の気持ちを書きつづっているから。

私の気持ちが伝わりますように。
私の体験が誰かの勇気になりますように。
そう思いながら、ブログを書きつづります。

続く。


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さよなら さよなら さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。





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『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

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《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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