なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
イライラして怒る自分を自己嫌悪したり、悲しくならないために必要なのは自己肯定・自己受容。
なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
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今日は怒っちゃダメだって思ってる人、怒ることが悪いことだって思っている人。怒っちゃう自分に自己嫌悪しちゃう人に向けて書いています。
そういう人は怒ること自体を禁止しているし“怒る=悪”みたいな図式が成り立っちゃってるんですね。でも禁止すればするほど、余計に苦しくなっちゃう。
禁止するということは感じないようにするだけなので、怒るという感情すらも麻痺させちゃう。本当は怒ってるのに感じないだけで、実は怒りがめちゃくちゃたまっててストレスになるっていう悪循環が起きちゃうんです。
怒っちゃダメだっていう自己嫌悪を減らしていくには、自己肯定感が必要になってきます。自己肯定感ていうのは説明すると長くなるので今回は簡単に。
自己肯定感には自己受容っていうのが必ず必要なんですね。自己受容っていうのは、こんな私でもしょうがないよね。オッケー!要はどんな自分も受け入れるっていうこと。諦めるんでもなんでもなくて、私はそうなんだとただ理解してそれを否定せず受け入れる。
怒る自分を自己嫌悪するところとどう繋がるのか?っていうと。そもそも怒るっていうこと自体がいけないこと、ダメなことだって思っちゃってると思うんです。
私はそれは違うんですよってお伝えしたいんです。怒るって悪いことじゃないのに禁止する。これの図式があると、怒る=自己否定につながるんです。起こる=悪いこと、怒る私=悪い人ダメな人っていう図式が成り立っちゃう。
怒るっということだけを見るのではなく、なんで怒ってるんだろう?その部分を見るのがすごく大事なんです。嫉妬と一緒で、怒りの感情っていうのはいろんなことをおしえてくれるんです。
私よくあるんですけど、イライラして疲れてると子供へのあたりがきつくなっちゃうんです。甘えもあるんですけど。仕事だと、なんで自分ばっかり頑張んなきゃいけないの?とか。なんで嫌な人と付き合わなきゃいけないの?ストレスだし、我慢してますよね。
パートナーにあたるっていうのも子供への対応と一緒で、ストレス溜まってて自分のこのイライラをぶつけても大丈夫だろうって甘えちゃってたりする部分もある。
そして怒っちゃった後に、自己嫌悪する。罪悪感が出てくるんです。
もちろん怒りをぶつけられた方はたまったもんじゃないです。怒っていいよって言ってますけど、怒りをぶつけられるのはやっぱ誰も嫌なんです。
でも怒っちゃだめって言うと、その怒りの行き場が無くなってどんどんどんどん自分の中にたまっていっちゃう。嫌だから感じないようにして、自分のほかの色んな感情も麻痺させてしまう。
ネガティブな感情だけじゃなくて、ポジティブな感情を麻痺させちゃう。他人が怒っているのをみて嫌だなと思うのは自分がそれを禁止しているというのもあるんですね。
じゃあどうしていったらいいかっていうと、安全なところで怒りを出すっていうことが必要になってくるんです。まず出すためには、怒ってもいいんだって許可をしてあげることが必要。人に出していいんだって許可出すんじゃなくてですよ、人が見てないところだったら出したっていいじゃんってね。
例えば陰で悪口言うのを悪いことだって思うかもしれないです。でもそれを我慢し続けて、自分の中でどんどんどんどん怒りが溜まって。自分のストレスになってその人を嫌いになったりするくらいなら。
誰にも分からないところで出しちゃったらいいと思うんです。例えばそれがお恨み帳って方法もあるわけです。ノートに罵詈雑言をかきまくる、人によっては叫ぶ。枕とかぬいぐるみを殴る。カラオケに行って歌いまくる、踊り狂う。走る。人に話す。自分なりの発散方法があると思うんです。
人に話す場合はたまにならいいんですけど、あまりにも頻度が多いとこれも相手にとってはしんどくなっちゃう。もちろんカウンセラーなら遠慮なく出してもいいと思うんですが(笑)
怒りを安全な場所で出すとその下の感情が出てくるんです。私本当は頑張ってんのに、誰も認めてくれなくて悲しかったんだなあとか。
仕事で自分ばっかり!ってなってたときは。すごい自分が頑張っているのに、誰も認めてくれないから嫌だったんだ。悲しかったんだって。子供にイライラして八つ当たりしちゃうのも、疲れてるのもある。一人で頑張りすぎて、なんでわかってくれないの?って子供に思っちゃってるんだな。
嫌な人と付き合うのを我慢しているときは、本当は私嫌なのにすごく我慢していることがしんどいんだ、みたいな。そういう部を自分がわかってってあげるのも大事なんです。だから私怒っちゃうんだ、しょうがないねって。仕方ないよねって。
そうやって怒りの下にある感情を見て、そこをケアしてあげると良いんです。怒りのエネルギーが炎だとしたら、その炎の元を消すことに近付いていくんです。
火元が消えたら怒りもなくなる。頑張り過ぎて疲れて、イライラして子供に当たるんだったら休憩を意識的に取る。家事放棄して寝ちゃうとか。
仕事頑張りすぎてんだったら、もう仕事頑張りすぎるのをちょっといったんゆるめる。誰かに助けを求めるとか。いろんな方法があると思うんです。
そうやって怒りの元をケアしてあげると、怒りっていうのはどんどん収まっていく。その下の感情に気づいて何とかしてあげるっていうこともできるんです。
だから怒っちゃダメって思ってる人多いんですけど、私はここ最近何度も繰り返し言ってますが“怒ってもいいんだよ”って。むしろ自分のために怒ってあげた方がいいことだってあるわけです。
私に対してこんな扱いするなんて、なんてひどいんだ!って。この怒りは自分を大切にしているから出てくる怒りでもあるじゃないですか?だから怒りは悪いことではないよって。
出してあげないとどんどんしんどくなってくる。だから怒りを安全な場所で出してあげる。そうすると変に我慢しすぎて、ある日誰かの前で突然ボカーンと爆発するっていうことが起きなくなるんです。
だから怒る=悪いことという図式を塗り替えて、そんな自分を受け入れることが大事だよ〜ってお話でした。
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さよなら さよなら さよなら また明日。
心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。
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