なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
未来は変えられるけど過去は変えられないと思ってませんか?過去は変えられる!
未来はまだ起きてないことだから、いくらでも変えられる。
それは当たり前だし、そう思う人も多いのではないでしょうか?
それに対して、過去はどうでしょう?
今さら起きたことは変えられません。
ドラえもん、助けてー!って言っても。
いや、そもそもドラえもんおらんし。
映画やドラマなら変えられるかもしれませんけどね。
びっくりするかもしれませんが、過去は変えられます。
正しく言うと過去に起きた事実は変えられません。
でもね、過去に起きた事実の解釈は変えることができます。
それが過去は変えられる、ということなんです。
言葉遊びか!!
と思ったあなた。最後まで読んでみて〜(^^)
過去の事実をどう解釈するかで“真実”は変わる。
過去に起きた事実は不変ですし、変えられません。
タイムマシンがあればべつですけどね(笑)
人間は起きた“事実”にたいして自分なりの解釈を
します。それが自分にとっての《真実》になります。
例えば私の例を出しますね。
事実=夫が家を出て行って別居中
以前の私の過去の真実=私のせいで夫が家を出た。
今の私の真実=お互いの精神的な成長のため別居している。
どうですか?今までの私の真実だとネガティブで自責です。
でも今の私の真実はポジティブで、自分軸です。
過去の事実は変えられないけど、自分にとっての真実を
変えることで、過去の出来事をトラウマにしないことも
できるよ。そう言うことなんです。
例えば夫が戻ってきたとします。
でも以前の私の真実をベースにすると。
「また私がダメなことをしたら、夫は家を出てしまう」
と思ってしまいかねません。
でも今の私の真実としたなら。
夫が戻ってきても「成長したのだから、もっと良い関係を築ける」
となりますよね。
前者と後者、どちらにいい未来が想像できるか?
きっとこれを読んでくださっている賢明な読者さんなら
わかってくれると思うのですが(^^)
じゃぁどうしたら過去の解釈をかえることができるの?
そんなん言ったってできたら苦労せんわ!!!
そりゃそうですよね〜。
私だってこの考え方、すぐにできるようになった
わけじゃないですもん。
たくさん悩んで、苦しんで、自分が悪いと自分を責めて。
たくさん自分と向き合ってきたから、こんな考えを
持てるようになったんですよね〜、わたしえらい(笑)
だからね、変な話なんですけど私が過去の解釈を変えれば
過去は変えられるよ!トラウマにしなくてすむよ!
と言ったところですぐにそれをできないのは当たり前です。
というか、無理やりそう思おうとして
自分の気持ちを無視したらアカン!!
だから頭の片隅にこの考えをインプットしているだけでもOK。
自分自身と向き合い、癒されていく中で。
突然理解できるようになる時が来ます。
それがブレイクスルー、といいます。
こうやってたくさんインプットした知識は無意識に
蓄積されていきます。
そして自分の経験や、いろいろなものが積み重なって
きたときに、急に“腑に落ちる”。理解できるようになるんです。
だから、焦らずにそんなこともあるんだな〜。
ぐらいで頭の中に入れておいたらいいと思います。
それか、小さなことからこの考えを実践して癖づける
と言う方法もあります。
事実=仕事でミスが多いと指摘された
真実①=私は責められている
真実②=人を頼ろうって教えられたできごとだったな。
別に最初は、私責められてる。私が悪いんだ。
そう思ったっていいんです。
自分の感情を無視して、無理やりポジティブにするのも
あとでしんどくなるので。
もし感情を感じ切ったり、人に話して楽になったら。
私ミスが多いから、ひとを頼ろうと思えたなら。
その時でいいので、あぁ、そう思えるきっかけになって
かえってよかったな〜。そう考えることもできます。
いきなり大きいことしようとしたらあかん!!
小さなことからやってみよ!
こういう話すると、じゃぁいじめられた過去があったと
して、「いじめられてよかったと思えってこと?」
と言う人もいるかと思います。
それはそれ、これはこれ!!
いじめられてよかったなんて思う必要なし!!
君ら、極端に考えすぎ!!!
過去の事実をすべて、ポジティブに解釈する必要は
ありません。ただ、解釈を変えて自分が楽になるなら
そうしたほうがいいよ、と言うことをいいたかったんです。
だからこの考え方を頭の中にインストールしておいて。
使うか使わないかは自分次第で良いんです。
今すぐ使わなくてもええからね!!
いきなり大きいことしようとしたらあかん!!
小さなことからやってみよ!!
と言うお話でした。
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