なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
最近うちの息子が反抗期なのか、毎日が理不尽の洪水で溺れそうな一水みゆきです、こんばんは。
自分の意見?をはっきり言えるようになった成長を感じるとともに、大きくなればなるほど別の悩みが出てきて、子育ては自分育てとよく言ったものだなぁ。
遠い目で満月をながめる夜でございます。
さて、ネガティブな講座をやるからなのか、ネガティブな感情をたくさん感じたり、感じるたびに「どうしたの?」と自分に問いかける日々を過ごしています。
その中で気がついたことがありまして、それは今まで自分のことを大切にできていなかったのかもしれない、ということです。
自分を大切にするっていうのは、ポジティブだけでなくネガティブな感情も受け入れ、ありのままの自分を愛することです。
ネガティブに蓋をする
私はネガティブな感情を感じたくないから、無意識に感情に蓋をしていました。でもここ数年で心理学を学んだから、だいぶ感情が解放できていたと思ったんです。
でもこれは癖みたいなもので、気がつかないうちに我慢してしまうことが多かった私。それって自分の気持ちを無視しすることとおんなじ。
今年のはじめからコンサルをお願いたんだから!と自分の気持ちを無視して無理やりポジティブにしようとしたり、と自分がしょぼいんだから頑張らなきゃ!とか。
これ自分の気持ち、全然見てないし大事にしてない。
いつも講座の集客で苦労してたけど、講座自体はめちゃくちゃ楽しくて好きだから、我慢してやらなきゃいけない。
でもいつも来てくれるかな?不安だし、悲しいし、でも頑張るしかない、頑張ろう。自分の気持ちに蓋をして。でもやることはやらないといけないからと言い聞かせて。
なのに自分の講座に人が来るはずがないって無意識に思っている自分がいました。
本当は自分に自信がなくて、いつも不安だったのに変にええかっこしいで「わたし大丈夫ですから〜」って平気なフリしてたんです。
これって子供の頃から。そうじゃないと生きていけなかったから。友達がいなくて寂しくても平気なふりをしていないと、学校に居場所がなくなるから。
無意識に自分の心の声を聞いてあげていなかったんです。
ネガティブな感情って感じたくないから、無意識に避けようとする。うまくいかなくても「しょうがないよね」とか「自分の行動量が足りないからだ!」とか思ったり。
「なんか落ち込んじゃうから、美味しいもの食べて元頑張ろう!」とかね。
でもこれって感情じゃなくて、感情を感じたくなくて避けているだけなんです。
立ち止まって自分が「何を感じているか?」ということをきちんと感じることをしてなかったんです。
書いててなんだか泣けてきたよ。
勘違いしていたじぶんを大切にすること
こんな私ですが、これでも「よ〜し、自分を大切にしよう!」と鼻息荒く実践してきました。
マッサージ、疲れたらちゃんと意識的に休む、お金が…と自分のやりたいことを我慢しない、嫌なことは嫌と断る、頑張りすぎないようにする。
そんな感じのことを実践しては「わたし自分を大切にできてきたかも!」と思っておりました。うんうん。自分を褒めてあげるのだいじだもんね。
でもですね、最近ふと恐ろしいことに気がついたんです。
私、自分を大切になんてできてなかったんじゃないか?と。
え?おかしいよね?マッサージも行ったし、安いものにしようと我慢とかしてないし、嫌なことは嫌だって言ったし。
燃え尽きたらちゃんと休むようにしてきたし!これが自分を大切にするってことじゃないん???そう思った方もいらっしゃるでしょう。
もちろんこれらのことはやった方がいいし、自分を大切にすることではあるんですよ。
でも私はもっとも大切にしないといけなかった「自分の気持ちをガン無視していた」のです。
みなさん自分を大切にしようってどんなことだと思いますか?
自分を大切に扱うってどいういう風だと思いますか?
最も大切で大事にしないといけないこと。
それは自分の気持ちです。
何を“感じて”いるのか自分の声を聞いてあげることなんです。
悲しい、嫌だ、しんどい、ムカつく、我慢したくない、嫌い、恥ずかしい、寂しい、苦しい、辛い、モヤモヤする。
嬉しい、楽しい、幸せ、美味しい、ありがとう、満たされる、ほわっとする、あったかい。
みなさんはきっと、ポジティブな感情なら感じるに決まってるやん。
ネガティブを感じたくないならわかるけどさ。と思いますよねぇ。
でも残念ながら片方だけ感じるなんて都合のいいことは無理。
光があれば闇がある、太陽があれば月がある。昼があれば夜があるように。
感情もポジティブがあれば、ネガティブもある。それはいい悪いとか関係なく、バランスよく必要なものなんです。
だからネガティブを感じないように無視すればするほど、ポジティブな喜びの感情も感じられなくなります。
ネガティブと向き合うごほうび
ここ最近、私はネガティブな感情を意識して感じるようにしてきたんですよね。
そりゃ〜しんどいですよ。ネガティブを感じるの。でも感じることでいいこともたくさんありました。
自分がいかにしんどいのを無視してきたのかがわかったから、無理をしないようになった。自分の気持ちを前よりも理解できるようになりました。
そしてこれが一番良かったと思うのが、前より幸せを感じることが増えたし、感じる度合いも前より一層強くなったんです。
この前カウンセラー仲間のまゆこちゃんから超絶すごい褒め言葉をもらったんですよ。恥ずかしくて内容書けない、ごめん(笑)
それ以前だったらこうでした。
「そんなわけないやん、サブイボでるわ〜〜〜〜」
変化途中の私「そうかな、なんか嬉しいなぁ。」
最近の私「自分では気がつかなかった、そうなのか。嬉しくて泣きそう」
そう。最近は涙が出るほど嬉しい、という気持ちを味わえる頻度が上がったんです。
毎日息子とぬくぬくのお布団で一緒に寝ている時、可愛いまつ毛の長い寝顔を眺めながら頭をなでている時。
なんとも言えない幸福感がお腹の中心から、あったかい気持ちが湧き上がってきて涙が出そうになるような感情が湧き上がってきます。
ネガティブを感じられるようになると、ポジティブも感じられるようになります。
それに何より、ネガティブな感情も自分の一部。それを大切にできないと、本来の意味で自分を大切にすることができないんです。
自分を大切にするアクション
ありのままの自分を全部受け入れるということは、自分の中の光も闇も全てを受け入れるということ。
だからネガティブもポジティブも等しく自分だし、感情は白黒つけられないもの。感情にいいも悪いもない。だから丸ごとそれを受け入れる。
もちろんそんな簡単にできません。
私も時間がかかりましたもん。
でもね、ちゃんと立ち止まって自分が今“何を感じているのか”を感じようという気持ちがあるのとないのとでは全然違います。
自分を大切にしたかったら、ネガティブから目を背けると永遠に自分のこと大切にできないんですよ。
神か仏でもない限り、ネガティブな感情が消えることはありません。
感情の起伏が激しいって悪いことみたいに思うかもしれないけど、それって言い換えれば【人間らしい】魅力的ってことじゃない?
それを他人にぶつけたり、攻撃するわけじゃなければ自分の素直な感情は愛しいもの。一緒に愛でてあげたいよね。
自分を大切にするためには、ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も大切に受け入れること。
みなさんも自分の感情に耳を傾けてあげて、ありのままの自分を愛でてください。
私のことは嫌いになっても、ネガティブのことは嫌いにならないでください!
最後はパロディで締めくくってみました(笑)
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さよなら さよなら さよなら また明日。
心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。
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