なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
【シリーズ自分軸④】自分軸が明確になるもう一つの考え方 〜アドラー心理学 課題の分離〜
なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
今月セミナーをやるにあたって、ブログで自分軸について連載していくシリーズ。今日はその第4弾です。
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今日は私の好きなアドラー心理学のお話を紹介したいと思います!ベストセラーである「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」などでも有名になりましたね。
アルフレッド・アドラーは、オーストリア出身の心理学者・精神科医です。フロイトやユングと並ぶ、精神医学・心理学界の巨人の1人。 「人間関係の悩みは全て対人関係の悩みである」というのが彼の心理学のベースです。
アドラーによると、人間関係の悩みがなぜ生じる原因は「自分の課題」と「他人の課題」がごちゃまぜになった状態だからである、とアドラー心理学では考えます。
『課題の分離』というのは問題や課題を目の前にして、『この問題・課題の最終的なプロセスを経験し、責任を負うのは誰か?』を考えることなんです。
「この課題に向き合うべきは、私自身だ!」
「自分の課題だと思っていたけれど、本当はあの人の課題だ!」といったように、課題が誰のものなのかを整理整頓すること。なんです。
あなたが自分の課題に向き合う際のポイントは・・・
1、『自分の信じるベストの道を選択すること』、
2、『他者が自分の課題へ介入することを許さない』
『他者』の課題に対して、どう向き合うべきかのポイントは・・・
1、他者が『自分の信じるベストな道を選択すること』を応援する。
手を差し伸べて、相手の選択を信じる
2、『他者の課題へは介入しない』
もしも人生に悩み苦しんでいるとしたら「ここから先は自分の課題ではない」という境界線を知りましょう。そして他者の課題は切り捨てる。それが人生をシンプルなものにします。
誰の課題なのかが明確になったら、自分の課題のみに向き合い、他者の課題には介入しないようにします。このように課題の分離をし、自分の課題とだけ向き合うことができるようになると、他者の課題に頭を悩ますことがなくなります。
課題の分離を行った後に、『自分』の課題に対して、どう向き合えばいいかな?と考えます。『自分の信じるベストを選ぶこと』です。
ここで大事なのが『自分が信じる』という部分。自分の課題と向き合って、課題を克服して解決していくのは大変です。だから課題に向き合いたくないな、とか無意識に課題から逃げ出したくなったりするかもしれません。
自分の選択が信じられないと、『本当に私の選択は正解なんだろうか?』、『他の人は私の選択をどう思うんだろう?』と不安になります。そんな状態の時に『やっぱり、間違ってるんじゃない?〇〇した方がいいよ!』と言われるとその意見を信じて、やっぱり違う道を選択してしまうかも…。
でもそれは『他者の信じる』ベストを選ぶ行為だからです。他者があなたの課題に口出しするのは、自分の課題への介入です。他者の言う通りの選択をすることで、自分の課題の解決を任せるのは、『課題の分離』が出来ていないんですよね。
それでいくと他人に言われたことを選択してやってもうまくいかなかった場合あいつのせいだってなっちゃうんですねあいつが言ったたから!みたいなねもうめちゃめちゃ他人軸ですよね。
もちろん他者の意見を聞いた上で、自分の考えも取り入れて違う道を選択するのもありなんです。大事なのは「自分で選んだかどうか?」の部分なんですね。
もう一つ考えることは『自分の行動についていいと思うのも、間違ってると思うのも、応援するのか、批判するのかは誰の課題?』と言う事です。
その答えは、『他者』です。 あなたの選択や行動に対して、それをどう受け取るか、それは『他者』の課題。それが他者の課題なので、自分は介入してはいけないんです。
『お願いだから、離婚しないでやり直そう』と言っても、パートナーががそのお願いを聞くかどうかは、あなたがコントロールすることは出来ません。それはパートナーの課題だからです。
自分が嫌われるか、好かれるか、仲良くなりたいと思うか、仲良くなりたくないと思われるか。気が合うと思うのか、気が合わないと思うのか。それは全部自分でコントロールできないんです。
もちろんそのために努力や配慮はすることもできます。
でもその結果は自分自身ではコントロールできないんですね。
課題から逃げ出すと決めるのも自分自身。『他者に批判されたから、課題と距離を置いたんです』って言えばいいような気がしますよね。 例えば、『子供が嫌だと言うから離婚するのをやめた』と言う人がいたとします。これって課題の分離ができていると思いますか?
『〇〇と言われたから、〇〇を止めた』というのは実は『〇〇と言われた』結果、自分が行動を止めたのは、自分ががそうすることを選択したから。『本当は離婚したいけど、子供が嫌って言うから』と課題から向き合うことから逃げているんです。
誰の課題かを見分ける方法はシンプルです。「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」を考えてください。
例えば子どもが「勉強しない」という選択をしたとき、もたらされる結末はたとえば授業についていけなくなる、希望の学校に入れなくなるなどですよね?それを最終的に引き受けなければならないのは、親じゃなくて間違いなく子どもです。
そんな事態にならないためにも、親には「勉強しなさい」といいますよね。これは子どものためを思ってのことであって、土足で踏み込む行為ではないんです。「勉強すること」は子どもの課題かもしれませんが、「子どもに勉強させること」は親の課題です。
皆さんも身に覚えがあると思いますが親は「あなたのためを思って」という言葉を使います。でも、もしかしたら親たちは世間体や見栄からだったり、無意識にコントロールするためかもしれません。
つまり、「あなたのため」ではなく「わたしのため」であり、その嘘を感じ取るからこそ、子どもは反発するんだと思うんです。もちろん純粋に子供のために言ってるのもありますけれど。
課題の分離は、放任しましょう!って言ってるんじゃないんですね。放任って、相手がなにをしているのか知らない、知ろうともしない、という態度なんです。
そうではなく、相手がなにをしているのか知った上で見守る。例えば子供の勉強についていえば、それが本人の課題であることを伝えます。その上で、もしも本人が勉強したいと思ったときにはいつでも援助をする用意があることを伝えるんですね。そこから先は子供の課題なんです。
こんなことわざがあります「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を吞ませることはできない」基本的にはこの考え方なんです。本人の意向を無視して「変わること」を強要したところで反発されるだけです。
もしその時水を飲まなかったとしても、問題ないんですね。それは、ここで水を飲むことができると知っていれば飲みたくなった時に自分で飲みに行くからです。
もしも人生に悩み苦しんでいるとしたらその悩みは対人関係がほとんどです。だからこそ「ここから先は自分の課題ではない」という境界線を知る必要があります。そして他者の課題を背負わない、抱え込まない。
これが人生の荷物を軽くし、人生をシンプルなものにする課題の分離という考え方なんです。
そしてこれは自分軸の考え方の基本的な部分でもあります。
※アドラーは、一人で課題の解決が難しい場合は、話し合って他者の協力を得て課題を解決すれば良いと考えており、課題の分離を理由に他者を見捨てる事を推奨していませんよ〜。
いかがでしたでしょうか?今回は講座ではお話ししませんが、自分軸におけるもう一つの考え方をご紹介しました。この講座は自分軸と他人軸について楽しく学べる講座になります。
この講座に参加したら、自分軸っていうのが理解できるし、実践できるようになるワークも用意しています。自分軸を学んで理解して、実践できる。
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さよなら さよなら さよなら また明日。
心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。
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