年上妻と年下夫。別居から幸せへのデス・ロード㉕ 〜理想の奥さんじゃなくてごめんなさい〜

年下彼氏・年下夫のこと
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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

年上妻と年下夫。別居から幸せへのデス・ロード㉕ 〜理想の奥さんじゃなくてごめんなさい〜

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一水みゆき

こんばんは〜。心理デザインカウンセラー・
コンサルタントの、一水みゆきです。

先日のブログでも報告しましたが、離婚しました!
本当に清々しく、やりきったので後悔はありません。

ブログの更新がなかなかできず…。
本業が忙しすぎるのと、離婚の手続き
で書類をたくさん用意する必要があって時間がない…。

そんな中ですが、この連載は後少し続きます。
みなさんもう少しお付き合いください。

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————

前回のカウンセリングの続きです。

ヤタさんが私に問いかけます。
「離婚していいんだよね?」

「私は助けたい症候群はもう卒業したんです。
私の問題じゃないから、私には何もできない。」

「向き合う気持ちがあるなら、手助けはできるかもしれない。」
「夫が向き合う気がないなら、それ以上の干渉はコントロールに
なるからしたくないんです。」

念を押すようにヤタさんは私にもう一度尋ねます。
「手放しても大丈夫?」

私は即答します。
「捨てる。」
「こんな問題物件を待つならもっと待たないといけない。それはもう嫌。」
「ヤタさんなんか引っかかってますよね?なんでですか?」

手放すことに引っ掛かりを感じているような気がしたので聞いた私。

「もちろん私が引っ張り上げるのはNGね
俺が引っかかってるのはね、信頼。」

「信頼か〜。」

「大学の費用払ってくれるだろうって信頼しましたけどね。」

「それは期待。」
ヤタさんからの鋭い指摘。

14年後に払うって言ったけど、払わね〜じゃないか!って言っちゃうでしょ?
信頼ってね、一番難しいのよ。
誰のためにかっていうと、自分のためにね。

例えば養育費を払ってくれなくても、信頼しましょう。
もし払ってくれなくても、何か事情があるのかな?
払いたいけど抵抗が出てるのかな〜?それが信頼。

すぐにできないし、難しいからできなくても大丈夫。
でも信頼しないまま手放しをすると、罪悪感が出てきちゃう。
信頼があると、罪悪感は無くならないけど減るからね。

なるほどな〜。感心しながら聞く私。
「まだ私、自分のこと信頼できてないのかな〜。」
パートナーは鏡理論で考えると、そうなるよね。う〜ん。
だいぶ自分への信頼ができてきたと思ったんだけどな。

「いや、この場合の信頼の対象は夫でいいんだよ」
だから彼を信頼しましょう、彼の価値を見るってこと。

「ん〜、なんとなく公正文書作った方がいいけど、作らなくてもきっと払ってくれるだろうな。」
「根は優しいから、事情が何かない限り払ってくれる気がする。」

これは期待じゃないよね、ヤタさん。
そう聞いた私に、そうだねって同意してくれます。
心理学の勉強をしていても、期待と信頼の違いってほんとにわかりづらい。
特に自分自身のこととなると…。

そしてヤタさんが私に伝えてたいことがあるとの事。

離婚ってね、綺麗事じゃないのよ。
みんな円満離婚したいと思うじゃない?
でもそういう事じゃないんだよね。

離婚経験者であり、離婚裁判まで経験しているヤタさんの言葉。
とても重みがある、深い言葉。

いい妻やらなくてもいい。
エゴが出ちゃうけどね。
自分の幸せのために離婚するわけでしょ?

さっきも言ったけど、信頼することをチャレンジしてみよう。
これはとても難しい。

でもね、自分でチャレンジしないと語れないのよ。
チャレンジした事じゃないと、重みがない。
だからこそ、あえてやる。

彼を加害者にしないこと。
彼を加害者にしたら、被害者になるから私はとても楽になる。
でもそれはイーブンじゃないよね。

彼を許す、じゃなくてね。
私が許せないのは彼の態度だね。
その点では私は被害者になれる。

先日も加害者と被害者というテーマでブログを書いた私。
これは、自分への戒めのためにも書いた記事。
被害者を手放す、それが許すことにもつながる。

「今日はどうしたいってある?」私にそう聞くヤタさん。

「スッキリして帰りたい。」

前の時より、今回の方がモヤモヤしてるよね。
感情の通りが良くなったと思ったけど、珍しくつながりきれてないよね?
見捨てる罪悪感??うーん違う。

ここまでくると、もはや感覚。
肝心なところは理屈じゃなくて心で感じるもの。

「ごめんなさいって思ってる?」
その言葉を聞いて、私の心がピクッと反応する。
「それかも」

「いい奥さんじゃなくてごめんなさいって僕感じるんだけど。」

きた。

ダーツの矢が、ど真ん中にブスッと命中したかのように。
私の心がざわめく。

思わず涙声になりながら「私どんだけいいやつやねん〜」という私。
「今はね。」
「昔はだいぶとんがってたから、周りの人だいぶ怪我したでしょ」とヤタさん。

うっせえわ!Adoの歌が思わず頭の中に響く。
今はめっちゃいいやつだもん!(笑)

「こんな私でごめんなさいじゃなくて。
助けられなくてごめんなさいでもなくて。」

「彼の理想の奥さんじゃなくてごめんなさい、だよね。」

そっか。
私は彼の描いてた理想の奥さんになろうと頑張ってたんや。
でもそれは本来の私とはずれてた。

思ったことはすぐ言っちゃう私。
ちっちゃい男やなって言っちゃうのが私。
だって、それが私なんだもん。

彼が望んでることは、全部やってきたでしょ?
私に優しくいうヤタさん。

あなたのために頑張ってきたけど、もう私頑張れないの。
ごめんなさい。
家を出たのは夫だけど、いい奥さんをやるのは私が限界だった。

それ、彼に伝えてないよね?

ヤタさんに言われた言葉が、いちいち胸に刺さってなく私。
そうやったんや。私。
ずっと理想の奥さんになろうと頑張ってたんだ。

自分のことなのに、自分でわかってなかった。
それにやっと気付かされた私。

私が世間的に悪くないのはわかるんだよね。
でも自分の視点から見ると、私だって負けたわけです。
「あなた好みの女にはなれません」

敗北宣言。

負けを認める。

またか。

でも私はきっと無意識にそれがわかっていたのかもしれない。
だから別れるという選択をしたのかな。
でもその言葉を言っちゃうと、本当に終わってしまう。

だから怖くて無理だった。

頭のどこかで思ってた。
私が変われば相手も変わる。

きっと向き合えばその先にはいろんな人に逆転ホームランが起きたように。
私にもそれが起きるんだって期待があった。
でも結果は違うんだな。

悲しい。

ただ、それだけが悲しかった。
悲しくて、泣けてきて。

ハンカチを目に当てて、鼻水をすする私。

「好きな人と一緒にいたい。幸せを感じたい」
それが私の願い。

逆転ホームランはさ、夫以外でもいいでしょ?とヤタさん。
確かにそうだよな。
私の逆転ホームランはまだまだ可能性としては、全然ある。

夫をもう一回選ぶのは、もう私には無理。
もう頑張りたくない。

夫を待つことがやっぱり私の幸せとは思えない。
だから再び覚悟を決める。
自分が幸せになるための選択をするって。

だからこそ、調停まで行かなくてよかったじゃん。
そう言ってくれるヤタさん。ヤタさんは離婚裁判まで
経験しているので、裁判所での思い出を色々と話してくれました。

その話を聞いて。
私、そんなところに行ったら負のエネルギー喰らってしんどいやろうなぁ。
ほんとにそんなことにならなくて良かったなぁ。
そう心底思うのでした…。

「離婚したらまた素敵なダーリン探そう!」
そう言った私に、半年はゆっくりした方がいいよと。
離婚ってものすごいエネルギー使うから、見えないストレスが相当溜まる。
だからケアした方がいいんだよ。

離婚裁判まで経験した方の重みは違いますね…。

でもやっぱりなんかやだなぁ。気が重いなぁ。
そんな気持ちも湧き上がってきます。
お付き合いから含めると7年近く。
別れたいなんて最初から思ってたわけじゃないから。
嫌だなぁって出てくるのは当然だよねぇ。

今日のイメージワークは、夫を手放す。
今日はラスボスです。

セルフでも何回かやりましたが、自分でやるとなかなか入れません。

やだなー。抵抗が出てくる私。
それでもやるしかないんだわ。
そう覚悟を決めて、イメージの世界に入っていきます。

続く。


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さよなら さよなら さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。





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一水みゆき

『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

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《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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