「あなたの家族は誰ですか?」実家の家族との関係がストレスで辛い人へ

ココロノマルシェ(相談)
https://ichimiyu.com/wp-content/uploads/2023/05/profile3.jpg
一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

「あなたの家族は誰ですか?」実家の家族との関係がストレスで辛い人へ

https://ichimiyu.com/wp-content/uploads/2022/04/icon2-300x300.jpg
一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

今週は久しぶりに、土日に予定がなくのんびりと息子と過ごす予定です。
とは言いながら、1日はセミナーの準備をしないとやばいギリギリの女でございます…。
今日は息子が行きたいというので、釣りに行く予定です。

初心者なので雰囲気だけ楽しんでこようと思います。
子供が男の子だとお出かけもアウトドアになりますね〜。私の性分に合っているので良いのですが。

そして告知をしましたが、ココロノオフィス主催のセミナーに講師として登壇します!
頑張り屋さんによる頑張り屋さんのための頑張り方を革命(改革)する講座です。
無理せず頑張れるようになる講座なので、お申し込みお待ちしております!!

本文に入る前にお知らせ。私のLINE公式アカウントでは毎月読者限定特典を用意していたり、プチコラムを配信。ブログの更新情報もありますのでポチッと登録!アファメーションブックも特典としてもらえます。

追加で更なる特典も準備中なので、先に登録しておくとお得かもですよ…むふふふ。

ja.png


 

さてさて前置きはそのくらいにして、今日はココロノマルシェに回答します!

ココロノマルシェとは、根本裕幸の「お弟子さん制度」
を卒業したカウンセラーがあなたの相談にお答えするページです。

今回のご相談は、こちらです。
実家の家族との関係が辛いです

相談者:トマトちゃんさん

私は現在結婚しておりますが、実家の家族関係が辛いです。父、母、姉A、姉B、私の5人家族で、側から見たらごく普通の家庭だと思いますし、私自身長年そう感じて育ってきました。

姉2人は歳が近く私だけ離れております。物心ついた頃から、よく姉2人から仲間はずれにされました。当時保育園児の私の前に、私たち(姉2人)は親友だ。あなたは違う、と言われたり

私が姉達と遊びたいと言うと、あなたは邪魔だから両親のところに行ってと言われたり、上げたらキリがありませんが、私は深く傷つき、大人になってもフラッシュバックのように思い出しては眠れなくなることもあります。

特に姉Aは姉Bのことが昔から大好きで、大人になってからも『あなたより姉Bの方が好きだ』と恐らく本人は悪気なく私に言ってきます。他にも、幼い私にブサイクだと何度も言ってきて、当時の私は全て鵜呑みにし、どうして私はこんなにブサイクなのか?と悩んでいたこともありました。

しかし、大人になってからは歳の差も感じなくなり、3人で仲良くしたり、両親の誕生日を一緒に計画を立ててお祝いしたりして、そのことをとても幸せに感じていました。

数年前、私は事業借金をして自営業をはじめました。その時の私の態度が姉達は気に食わなかったようです。

お店をはじめてまだ半年ほどのころ、第二子産後4ヶ月で第三子を妊娠したことが発覚し、さらにその1ヶ月後に第二子に重い難病があることがわかりました。
つわりもあり、当時人を雇いやっていましたがお店のこともあり、第二子の病気もあり…

人生で味わったことのない困難に潰れそうでした。すぐにでもお店を畳んで子供達のことに集中したい気持ちでしたが、借金をしていたのでそう簡単にできることではありません。自己破産することも考えました。

だとしても明日お店を閉めます、と言うことは難しく実家の協力を仰ぎましたが
心配だ、心配だと言う割に協力できない理由を並べられました。理由は父の病気と、姉Bの子供達の面倒があるためです。

姉Bの子供達は既に6歳と7歳で、そろそろ私に世代交代して欲しいということも伝えましたが、家族みんなで姉Bをかばうので、私はそれに逆上してしまいました。

それはもうひどい言い争いです。こんなに辛い時に誰も寄り添ってくれない、助けてくれないと感じた私は縁を切ることも考えました。一生許さない、と思いました。ストレスから切迫流産にもなりました。

しかしそのままで良いことはないので、相手を変えることはできないので私が変わらなければと思い、私の態度や言葉が悪かったことを反省し、姉Bにはすぐ謝罪し、両親にも謝罪しました。

姉Bは全く取り合ってくれず半年後に再度謝罪してもなお、恨みつらみを言われ、10ヶ月ほど経った今でもあからさまな態度を取られ続けています。

元々仲間はずれだったんだ、姉のことは諦めて私の家族は両親だけだと思おう。両親を悲しませないために、姉達とは表面上だけ仲良さげに話せるようになればいいと折り合いをつけることにしました。

しかし先日、両親+姉たち、その家族で旅行の予定をしていることを知りました。私だけが呼ばれない家族旅行です。しかも両親はそれを私に隠そうとしていました。その態度と事実に目の前が真っ暗になりました。

私だって言い争った時に傷ついたけれど、謝罪しても受け入れなれない。姉達だけでなく、家族みんなに仲間はずれにされた。しかも、姉に仲間はずれにされてすごく辛かったと、家族には何度も伝えていたので、私の気持ちは考えたらわかるはずじゃないのか?

最初はショックしかなく、そこから疲労感と、中々眠れなくなりました。それが時間が経つにつれて怒りに変わってきて、私がこんなに辛い思いをしている時に、他の人たちはみんな楽しく旅行に行くんだと思うとやはり縁を切ろうかとか、このまま心の病になって家族を困らせてやりたい。激痩せしてやろうか。とかいう思いが浮かんでしまいます。

辛い思いを伝えたいとも思いますが、第二子の手術と長期入院を控えており、子供達が全員未就学児で実家の手を借りることになっているため、お世話になる身で文句は言えません。(自営業はなんとか解決でき、今は子育てと看病に専念しています。)

また、言えたとしても、姉や両親にとっては記憶にもないくらいのことで私が傷ついているため、被害妄想を抱く奴だと思われており、またそう思われたら、と怖くて言えません。

ここまで私の視点で書きましたが、姉にも両親にもそれぞれの視点があり、それぞれの言い分や考え、正義があります。完全に家族を悪者だと思えたら楽かもしれませんが、私にも悪い面が多々あり、感謝もしていますし、楽しかった思い出もあります。

家族に仲間はずれにされるような私の人格が相当問題なのでは?と思ったり、
しかしこんなに傷ついた。ひどい。家族旅行に誘わないなんていじめでは?という思いが交互にループしています。家族とどう接するべきかわかりません。

主人には、一番大切なのは子供達なのだから、割り切れと言われ、私自身もそう思いますが、簡単に割り切れる相手でもなく、水の中でもがき続け、全然空気が吸えないような気分です。

トマトちゃんさんこの度はご相談ありがとうございます。
今回のご相談を読んでいると、トマトちゃんさんのつらい気持ちがとても伝わってきます。 家族が本当は大好きで、みんなで仲良くしたい。輪に入りたい。

そしてお姉さん達が本当は好きだから、仲良くしたいのにというお気持ちが伝わってきました。まず今回のご相談に対してのお答えは自分にとっての家族の幸せを選ぼう。被害者の立場を手放しましょう、ということです。

トマトちゃんさんは「私は被害者だ」と無意識に自分を被害者の立場に置いてしまっているのだと思いました。私はいつもいじめられている、仲間はずれにされているという被害者の立場に立って物事を見てしまっているように思えたんです。

トマトちゃんさんはね、ずっとつらい思いをされてきたんだろうと思います。家族が大切で大好きだから仲良くしたい。その気持ちがあるからこそ、本当にお辛いだろうと思うんです。

だからこのようなことをお伝えするのはちょっと気が引けるんですけれど。ちゃんとお伝えして理解することが、トマトちゃんさんには必要だと私は思いました。なのでしんどい場合は回れ右、で画面を閉じてもらっていいと思います。

被害者の気持ちでずっといる限り、このままの状態が続いてしまうと思うんです。でもそれは嫌だと思うんです。じゃあどうしていったらいいのか?ということなんですよね。

トマトちゃんさんの文章から気になる部分を抜き出してみました。

  • 姉二人から仲間はずれにされ、深く傷つき大人になってもフラッシュバックして眠れなくなった。
  • 幼い私にブサイクと何度も言ってきた。
  • 自営業を始めたときのわたしの態度が気に食わなかったようでそこから姉たちとこじれてしまった。

お姉さんたちがなぜトマトちゃんさんに辛くあたったのか?という理由はトマトちゃんさんに嫉妬していたんじゃないかなと思いました。やっぱり年が離れた妹が生まれたら、ご両親の意識ってやっぱり年下の妹に向いてしまいますよね。

それってやっぱり嫉妬を招く要因にもなると思います。私たち二人でずっと仲良く居たのになんなのこの子?みたいな気持ちが生まれてもおかしくないかなあと思いました。そして借金して事業を始めた、人も雇っていたというエピソードや文章を読んでいると。トマトちゃんさんはものすごい頑張り屋さんだし、優秀な方なのかなぁと思ったんです。

だからこそ、その部分でも余計姉たちからは嫉妬されるんじゃないかなと思います。両親の愛情を奪い、可愛くて仕事もできる妹に嫉妬しているというお姉さんの姿が浮かんできました。もちろん想像なので、あくまで可能性ですが。

 

  • 姉のことを諦めて私の家族は両親だけだと思う。
  • 旅行に行く予定を私にだけ隠そうとしていた
  • 言い争った時に謝罪しても受け入れられない
  • このまま心の病気になって家族を困らせてやりたい被害妄想を抱くやつだと思われており、またそう思われたらと怖くて言えない。

この辺りからは家族に対する諦めと、それでもまだ期待している気持ちが伺えました。
そして両親、というか姉達は自分のことを傷つけてくるという存在、という前提で見ているような気がしたんです。

例えば 旅行を両親とお姉さん達で予定していた。私だけが呼ばれないし、それを隠そうとしていた。これって別の見方もできますよね?ご両親は妹と姉たちがうまくいっていないのはわかっている。

でも何らかの理由で姉たちとご両親で旅行に行くことになった。トマトちゃんさんが知ったら傷つくだろうから隠そう。そんな風にも想像できると思うんです。

どうせ私は家族の仲間はずれ、姉たちは私を排除している。そういう目で無意識に見てしまっていると、お互いにすれ違いがより一層強くなってしまうんじゃないか?そう思いました。

そして家族を困らせてやりたい。これは被害者の立場になって、自分の不幸な姿を見せつけて復讐しようとしているんですね。この時点で被害者は加害者になってしまうんです。「こんなに不幸なのはあんたのせいよ!私の不幸を見て苦しんでよ!」これって攻撃になるんですね。

被害妄想だと思われるって恐れがあるのも、もしかしたら「姉たちは私を傷つける存在」というフィルターを通してみてしまっているので、必要以上に事実の解釈を曲げてしまっているのかもと思いました。

ご自分でも書かれている通り、そのままでいいことはないので相手を変えることはできない。だから私が変わらなければ、とありますよね。意地悪に聞こえちゃったら申し訳ないんですが、この文章から私が感じ取れたこと。

それは他人が変わらないから、自分が変わらないといけない。変わるしかないやん。という後ろ向きな気持ちからおっしゃってるように感じたんですね。「どうして私が変わらなきゃいけないの?」って実は思ってたりしませんか?

後ろ向きな気持ちからだと、なかなか頑張ってるつもりでも変化しづらいんですね。これは私の経験談でもあるんですけれど。

結局どうしたらいいの?っていうと被害者の立場を手放しましょうということなんです。言うは易く行うは難し。言葉にすると簡単なんですけど、実際はそんなに簡単じゃないですし、すごくしんどいと思います。

でもおっしゃってる通り、他人は変わらないんです。だったら変わると言うよりも、自分がどう生きて行くか?こちらに気持ちをフォーカスさせる方がいいと思うわけです。

きっとトマトちゃんさんはご実家の家族が大好きで、本当は仲良くしたいそういう気持ちがすごく強いのはわかります。

また意地悪と思うかもしれないけど、お聞きしたいです。どあなたの家族は誰ですか?ということなんです。

トマトちゃんさんの家族はご両親とお姉さん2人が家族ですか?それは確かに家族なんですけど“今”のトマトちゃんさんの家族はお子様3人とご主人じゃないんですか?でもトマトちゃんさんの意識ってずっとご実家の家族の方に向いてますよね?

その意識を自分の家族に向けてみませんか?それは 被害者の立場を手放すきっかけにもできると思います。今の家族の幸せに向かっていく。今の家族と幸せになるにはどうしたらいいのか?それを考えていくことが必要かなと思います。

それにはねご主人の協力が必要です。切迫早産になって、未就学児のお子さんたちをご実家に頼るというのももちろんいいと思うんです。でも今回のご相談の文章の中にご主人がほとんど出てこないのがとても気になったんです。

ご主人ってトマトちゃんさんが辛く、しんどい時に協力してくれてないんでしょうか?今の家族はご主人なんだから、ご主人と協力していくことはできないですか?仕事等でどうしても物理的に手伝うのが難しければ、お金を出してもらって子供を見てもらう。

今は出産後に退院したお母さんをケアしてくれる場所もあるみたいです。シッターさんとか一時保育を使うとか、そういった手立てを使うことはできませんか?そしてトマトちゃんさんは一人で何もかも抱えすぎのように思うんです。

今の家族と幸せを作り上げていこう、という意識を持ってみるときっと実家の家族に意識を向ける機会も減ると思うんです。当初に伝えた被害者の立場を手放すには、時間がかかるしステップもまだまだあります。

意識を今の家族に向けられるようになったら、次はご両親やお姉さんたちがなぜ私に対して辛く当たっているんだろう?とまず理解すること。納得はしなくていいんですよね、それはまだまだ辛いと思いますし。

ただどうしてこういうことになったんだろうっていうことを理解する。そして理解できるようになったら、次は両親とお姉さんを許すというステージなんですね。ただ今の状態でそれは難しいし時間がかかるので、まずはできそうなことを提案させていただきました。

被害者になると正しさを振りかざしてしまうんです。私かわいそうでしょ!私はつらかった!なんであなたたちは優しくしてくれないの?確かにそれはそうだと思いますし、辛かったと思います。

でも正しさ=正論をいくら伝えても、相手にとってはただの攻撃になってしまうしお互いにとって幸せな結果にはなりずらい。だからこそ、正しさよりも自分の幸せを選びませんか?今の家族と作り上げていく幸せに向かっていきましょう。

そして本当にトマトちゃんさんは家族の仲間外れにされているのでしょうか?お互いによく話し合って、もしそれが本当だとしたら。その場所に居ることがトマトちゃんさんにとって幸せだと思いますか?

そうでないならその場所からは卒業して、やはり自分の家族の幸せに向かっていくことを考えていいと思うんです。

まずは自分を責めることよりも、今の自分の気持ちをとことん受け入れて、感じてあげてくださいね。もし一人で難しかったり、よくわからないっていう場合はよかったらカウンセラーもたくさんいますので、カウンセリングをぜひご利用していただいた方が近道になるかなと思います。

トマトちゃんさんの幸せを願って回答しました。

ご意見ご感想はこちらから。
カウンセリングのお申し込みはこちらから。


  ご意見ご感想はこちらから。

カウンセリングのお申し込みはこちらから。



さよなら さよなら さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。





私のLINE公式アカウントではブログの更新情報、読者限定特典、ブログには書かないプチコラムやプライベートを配信。
アファメーションブックが特典としてもらえます。

スマホで見ている方はこちらをクリック↓

友だち追加

パソコン、タブレットで見ている方はこちらのQRコードをスキャンして友達追加。
もしくはお友達を追加で@296mlsdfを検索してください。
一水みゆき

一水みゆき

『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

関連記事

最近の記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

一水みゆき

一水みゆき

《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

TOP
CLOSE