負のループから抜け出せない私が感情の負のループから抜け出すには?

ココロノマルシェ(相談)
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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

負のループから抜け出せない私が感情の負のループから抜け出すには?

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一水みゆき

こんばんは〜。心理デザインカウンセラー・
コンサルタントの、一水みゆきです。

今日はココロノマルシェのご相談に回答しますよ〜。
本当に久しぶりですねぇ。3ヶ月ぶりでしょうか?
なんだか以前とは答える視点が変わったような気がしています。

いや、気がするだけでな〜んも変わってないかもしれんけど。
でもきっと見えない何かが変わっているんでしょうね。
こういうのって自分では気がつきにくいですけれど。

ココロノマルシェとは、根本裕幸の「お弟子さん制度」
を卒業したカウンセラーがあなたの相談にお答えするページです。

今回のご相談は、こちらです。

いつか負の感情ループから抜け出せるのでしょうか

相談者:ぴーすけさん

こんにちは。誰かに話を聞いてほしくて書き込みさせていただきます。

私は約5年、心理学を学んだりカウンセリングを受けてきました。
ようやく自分が偉大な存在で愛の人だと理解できるようになってきました。
だいぶ自己受容もできるようになりました。

しかしまだ時折、ふとした瞬間に負の感情が湧き上がりそこから怒涛に負の感情に支配され号泣してしまいます。

「どうしてあんな家に生まれなければいけなかったのか」
「どうして末っ子なのに母の母役をしてこなければならなかったのか」
「お母さんはいつもお姉ちゃんばかり心配して、お姉ちゃんのためには行動を起こすくせに私には頼らせず母役をさせる」

大体浮かぶのはこんなことです。
そしてひとしきり負の感情が湧くと同時に
「死にたい。もう死んでしまいたい」と希死念慮が出てきます。
希死念慮も12才からの付き合いです。
本当に行動を起こしたことはありません。こわくてできません。

12才のとき母に「死にたい」と言ったら「死ぬんだったら人の迷惑にならないように、電車に飛び込むんじゃなくて富士の樹海に行きなさい」と言われました。

心配する言葉は一言も言われず、12才にして親に死に場所を指定されました。忘れられません。

自己受容ができるようになったので、負の感情ループに巻き込まれても
「つらかったよね、がんばったね」
「あなた愛の人だからお母さんあなたの愛に甘えたかったのよ」
など寄り添う言葉掛けをしてしばらくすれば落ち着きます。

ですが、負の感情ループで号泣→希死念慮は心も体も疲れます。
自己受容の寄り添う言葉を掛け続ければ、いつか負の感情ループや希死念慮はなくなるのでしょうか。

最近結婚した友達に「あなたも婚活していいんだよ」と言われ、なんでこんなこと言うような子が幸せになって、心理学を何年も学んで何十万もお金をかけてる私には一向に幸せな未来が見えないのかと、自分と向き合うことにも疲れてきてしまいました。

夢を追えど叶う見込みがなく、仕事も給料あがらず、現実の恋愛もなく、推しの存在にキャッキャして癒やされるだけ……34でこんな人生を生きてることが時折つらくなります。

こんな私が幸せになれる日がくるのでしょうか。
コロナ禍でのひとり暮らし、いろいろと考えてしまいます。

ぴーすけさんこんにちは。

カウンセラーの一水みゆきと申します。
早速ぴーすけさんのお悩みにお答えしていきたいな、と思います。

5 年も心理学を勉強したり、カウンセリングを受けてきたということはとってもとってもすごいことだなと私は思いました。 自分と向き合うって本当にしんどいことだと思うので、それを5年も続けてこられたじぶんの凄さを受け取ってほしいなあと思います。

自分が偉大な存在だと理解できるようになってきた、自己受容できるようになってきたとおっしゃるぴーすけさん。きっとそのことも受け取っておられるのかな?と思いましたが、再度私からもお伝えしたいと思いました。

さて、ぴーすけさんの「負の感情のループから抜け出せるのでしょうか?」

という質問に対しての答えなんですけれども、ぴーすけさんが抜け出したいと思えば抜け出せます。というのが答えになります。なんやねん、それ答えになってへんやん! 大丈夫って言ってほしいんじゃ!
という心の叫びが聞こえてくるような気もします。

もちろん私も自分と向き合うのが辛い、苦しい。いつまで自分と向き合わなあかんの?もうしんどいよ!感情を吐き出して、泣いて、また復活して感情をまた吐き出して。私もこのループをやったことがあります。いや〜正直しんどいですよね。もう無理、助けて!何度思ったか。どうして心のことを学んでもちっとも楽にならないの?そう思ったこともあります。

心もそうだし、体力や気力も使っちゃうし。いつまでループのようなものを続けるんだろう?抜け出せるんだろうか?カウンセリングを受けながら、私も何度そう思ったことか。じゃあこの負のループを抜け出すのに必要なことというのは何でしょうか?っていうことなんですけど。

鍵は私は幸せになる、とコミットメント(決意)することです。そんなもん幸せになりたいに決まってるやろ!きっと以前の私ならこんな感じで叫んでたかもしれません。不幸になりたくて不幸になってるわけないやろ?幸せになりたいんじゃーーーーーーー!そんな感じで海に向かって叫ぶ。 そんなシーンが目に浮かぶかもしれません。

私もそうだったんですけど、幸せになることにコミットメントする。決意するって自分ではそう思っていても実際自分の心がそう思ってないっていう矛盾が結構あるんですね。私たちって頭の表層である思考で考えている部分と、もっともっと深い意識の部分である心の部分とあります。思考と心の声って結構違ってること多いんですね。

幸せになりたいって、頭=思考では思っていてもも。実は心の奥底=心では私は幸せになったらあかん。そう思っている場合はどうなると思いますか?思考よりも心の方が強いので、幸せにならないような現実が起こってくるんですね。心理学の勉強をなさっているのなら「全ての問題は自分が作り出している」ということを理解されていると思うのですが、ぴーすけさんの心がこの現実を引き寄せている、とも言えます。
なのでぴーすけさんに質問です。ぴーすけさんは「自分が幸せになれるって思ってますか?」
っていう質問なんです。

「私は幸せになっていい」

この言葉を言って見てください。
もし心の底から当たり前やろ、こんな頑張ってるんやから、私幸せになれるに決まってるやん!
その場合はなんの違和感も感じません。もう大丈夫です!ぴーすけさんが幸せになる時期はもう目の前に来ています。

でももし、私は幸せになれるって実は心の底から覚えてないかもしれないかもしれない。どうせがんばったって私は幸せになれないでしょ、みたいな気持ちがある。もしくはなんだかこの言葉に違和感がある場合。もしかしたらそれが、幸せになれない原因の一つかもしれません。

じゃあ幸せになるって決意をするっていうことはどういうことなんだろ?

例えばですけれど、ぴーすけさんの負の感情。
どうしてあんな家に生まれなければいけなかったの?
なんでお姉ちゃんばっかり!

みたいなこういうお気持ちって、感情で言うと怒りの感情ですよね。
怒りの感情っていうのは、その下に別の感情が隠れているんです。
この場合多分私が思うに、ものすごく深い悲しみの感情が隠れているんですね。

あと死にたい、もう死んでしまいたいというお気持ち。
怖くてできないって書いてらっしゃるので、死にたいっていう言葉は

「助けて」

という心の叫び。それが死にたいっていう形で表れているんじゃないかな?そう思いました。
お母さんに死にたいって言ったら、人の迷惑にならないようにしなさいって言われたこと。
きっととても辛かっただろうし、絶望したでしょうね。
忘れられないって言うのも仕方がないことだと思います。

「なんでこんな子が幸せになるのに私は幸せになれないの?」

この怒りの下にも同じ、深い悲しみがあります。
ぴーすけさんは 幸せになりたいんですよね?
じゃあ幸せになるためにはどうすればいいと思いますか?
これは私の考えなんですけども、自分が幸せになるために決めることがあると思うんです。

選択1:母親を切り捨てる。
選択2:母親ととことん向き合って許す。大きな愛の器になる。

選択1の母親を切り捨てるっていうのは、言い方を変えると母親のことを諦めることです。
私は諦める、とかいて明らめるといつも言っているんですけれど。
お母さんに、お姉ちゃんばかりじゃなくて私も大事にして欲しい。
私のことを見て欲しい。この気持ちを諦めてしまうということ。

もう私にはどうしようもないことだ、母親は私には変えられないから諦めて距離をおこう。
という考え方です。

ぴーすけさんとパターンは違うんですけれど、私も離婚したいと言われて別居中の夫がいます。
私はずっと夫とまた仲良くなりたい。また子供と3人で一緒に暮らしたい。
そう思ってずっと頑張ってきました。

でもある日自分と向き合い続けた後、なぜかふっと決意できたんですね。
私の夫は岩に閉じこもって、誰にも心を開かない状態。
その夫を見た時。あ。この岩をが開くまで待つにはかなりの時間がかかる。
この岩を破壊することはできない。

それを感じ取った時に、もう私には無理だって思ったんです。
いい意味で諦めた瞬間です。
私は自分の有限な人生を、この人のために使うの?

私はまだ夫が好きだけど、でも私の幸せの為に離婚しよう。
それが私の幸せになるためのコミットメントでした。

もちろん別の決断もあります。夫が良いんだ。
だから私は夫の岩が開くまでどんなに時間がかかろうと、愛で器を大きくして待つんだ!
そんな決断もあったと思います。

それが選択2:ぴーすけさんの場合母親ととことん向き合って許せるようになる。
大きな愛の器になるという決断もありなんです。

ぴーすけさんはどちらが自分にとって幸せだと思いますか?

このお母さんとぴーすけさんの間には、高くて大きな壁があるようなイメージが湧きました。
この大きな大きな壁を、愛で包みこんでその扉が開くのを待ちたいですか?
そのために自分の愛を受け入れて、お母さんを許すこと。それが必要になってきます

どうしてお母さんはそんな風にぴーすけさんに辛く当たったのだろう?
お母さんのことを理解する、ということが必要になってきます。
その上で自分の感情を否定せずに、徐々にお母さんを受け入れて許す。
それが必要になってきます。

多分ぴーすけさんはそれができなくて、ループしてしんどいんだと思います。
これは1人ではなかなか難しいと私は思っています。
できればカウンセリングを利用することをお勧めしたいです。

もしくはもっと違う他の道があると思いますか?
なんにせよ、私は後悔がもうない。と思えるほどとことん向き合いました。
ぴーすけさんはどうでしょうか?

とことん向き合ったのではないでしょうか?
もうできること、ありますか?それともないですか?
じぶんの気持ち・心・感情に聞いてみてください。

私は何を選びたい?幸せになるためにはどうしたらいい?と。

ぴーすけさんはものすごい愛の人。

お母さんにとらわれて、感情を揺さぶられて生きるよりも。
私は自分の幸せを追求して、幸せになる方が良いような気がしました。
自分が幸せになるとお母さんのことも許せたり、気にならなくなったりするんじゃないかな?

私はそう思ったんです。

だから私はお母さんを許すことよりも、お母さんを明らめるという方をお勧めしたい。
もちろん他にもいろんな方法があると思います。
でも決めるのは、ぴーすけさんご本人の意思です。

だから自分の幸せってなんなの?っていうことをもう一度見つめ直してほしいなあと思います。

幸せになれない。そう思ってますか?
恋愛なんてできない。
どうせ夢なんて叶わないと思ってますか?

自己受容の次は、自己信頼が必要になってくると思います。
私は幸せになれるんだ!と自分のことを信頼することです。
今はきっとうまくいかない自分を許せていない、認めていない状態なんです。

だからまずはできない自分を受け入れ、そんな自分を許すこと。
自己信頼を積み上げるためには、まずは失敗する自由を自分に与えること。
今は失敗してるかもしれないけど、そのうちうまくいく。

そんな風に考えていく事です。
そして自分に嘘をつかないこと。
やりたいことがあるのに我慢する。
したくないことを無理やりししている。

私もやりたくないことをやめたら、効果絶大でした。
やりたくないことをやめたら急激に癒しが進んだんです。

自己信頼はそんなに簡単にはできないです。
でも私は幸せになるんだって決意してください。
そして何か不安になるたびに、いやいや私は幸せになるんだ。

そう自分に言い聞かせてください。
そしてアファメーションもあります。

「私は幸せになっていい」

これを呟いてみてください。
ぴーすけさんの幸せを願いながら、お答えしました。

大丈夫、きっと抜け出せますよ。
私はそう信じています。
5年も自分と向き合えるほど、頑張り屋さんなのですから。


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さよなら さよなら さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。





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一水みゆき

『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

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コメント

    • ぴーすけ
    • 2021.09.15 3:05pm

    一水さま

    こんにちは、ぴーすけです。
    この度はに私の相談に回答くださりありがとうございました。

    母を諦めるということは私にとって一番難しいことだと痛感しています。
    やっと子どもの頃のつらさの原因が分かったのに、大人の私が諦めてしまったら子どもの頃の私が報われない。
    そんな思いがあるのです。

    でも同時に私には母をどうすることもできないことも理解しています。
    諦めるしかないことも理解しているのです。
    もう私には手の尽くしようがありません。

    これが私の幸せだと思って取り組んできた夢がなかなか叶わないことも相まって
    私の幸せってなんなんだろう、幸せへのコミットメントが足りないのだと思うと
    そのうちうまくいく……そのうちっていつよ?もう何年も経つのにと苦しくなります。

    でもそれも自作自演ですね。
    自己信頼、幸せへのコミットメントに向き合いたいと思います。
    ありがとうございました。

    • 一水みゆき

      ぴーすけさん

      わざわざこちらに書き込みいただいてありがとうございます。
      苦しい胸の内が伝わってくると共に、やっぱり自分を責めてしまう
      辛いお気持ちが伝わってきます。

      ぴーすけさんの子供の頃の“わたし”は報われますよ(^^)
      それができるのは、ぴーすけさん自身です。
      お母さんでも、カウンセラーでも誰でもない、自分自身。
      じぶんの中にいる、小さな自分を抱きしめてあげてみてください。

      手のつくしようがないほど頑張られたのですね。
      それだけでも、とても凄いことです。
      あとは、頭ではなく“心”で受け入れる時が来たのかもしれません。

      また何かありましたらご相談くださいね。

一水みゆき

一水みゆき

《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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