夫のモラハラ、小学生の子供の不登校で燃え尽きて疲れてしまったら。背負うのをもうやめよう。

ココロノマルシェ(相談)
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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

夫のモラハラ、小学生の子供の不登校で燃え尽きて疲れてしまったら。背負うのをもうやめよう。

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一水みゆき

こんばんは〜。心理デザインカウンセラー・
コンサルタントの、一水みゆきです。

今日もココロノマルシェのご相談に回答しますよ〜。
先日東野圭吾の白鳥とコウモリを読了したのですが、彼はやっぱり
天才だな〜と思いました。ラストからの怒涛の展開が凄すぎる。

そしてその日は気分が落ちていたのですが、不思議と読書をすることで
少し気分が良くなったんですよね。

やっぱりしんどい時とか、気分が落ちている時は自分が好きなことを
するのが効果的めんだな〜と思いました。

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ココロノマルシェとは、根本裕幸の「お弟子さん制度」
を卒業したカウンセラーがあなたの相談にお答えするページです。

1. ここなつさんのご相談文
2ここなつさんの魅力・価値
3.ここなつさんの抱えた問題
4.ここなつさんの問題解決方法
5.相談への回答本文

今回のご相談は、こちらです。

子供の不登校や振り回される感情への対応

相談者:ここなつさん

私のワンオペ育児からの燃え尽き、夫の育児無関心、という典型的な状況で、
小学生の子供2人が不登校になりました。

根本さんのブログやその他の不登校のブログ等を読みながら、モラハラ化した夫を
交わしつつ、なんとか孤軍奮闘子供を支えてきました。モラハラはかなり改善
しているものの、今後の方向性のリードは常に私がとらざるを得ない状況。
どこへも頼ることが出来ず、限界を感じています。

夫や母への恨み辛み、私自身の転職したことによる仕事への不安を抱え、人との
境界線が薄く日々感情が振り回され、疲弊しています。

今後できればこのような武闘派女子に理解のある方に、長期セッションにて伴走して
頂きたいのですが、どなたか我こそは、という方はいらっしゃいませんでしょうか。
どうかよろしくお願いします。

今日のご相談の回答は、モラハラのご主人と子どもの不登校で頑張りすぎて限界を感じて
おられるというここなつさんのご相談に回答致します。

まず 結論から申し上げますと、たぶんどんなカウンセラーでも同じことを言われると思うんです。
自立を手放しましょう、全部自分ひとりで背負うのはやめましょうというのが結論なんですね。
そんなこと言われてもできへんねん!できへんから相談したんじゃあっ〜!!

て思われるかもしれないですけども、どうしても結論としてはここにたどり着いちゃいます。
じゃあ具体的にどうしていけばいいのか?っていうのは順番に回答して行きますね

2.ここなつさんの魅力・価値

まず最初に相談文を読みまして、ものすごい頑張り屋さん。
文章は簡潔かつ短いのに、要点を押さえて書いていらっしゃるので頭の良い方だなーって思いました。
それとですね、不登校の小学生のお子様2人とご主人の育児の無関心ということは
育児家事仕事、全部自分でやられたっていうことですよね。

さらにご主人がモラハラであったということで、それを全部背負うというのは物凄いパワー、
エネルギーの持ち主だなぁと思うんです。
そしてそれだけご主人と子供さん2人を背負う。
それができるほどタフで、愛がものすごいたくさんある方なんだっていうこと。

そしてご自分でももう限界だということを自覚して、頼ることができないといいつつも。
こちらにご相談いただいているっていうことは、自分が何をやるべきか?ということも
わかってらっしゃって、そのあたりも本当に自分のこと客観的に観られる方なんだな。
凄い方だなあっていうのを、私は思いました。

3.ここなつさんの抱えた問題

ここなつさんの抱えている問題は、まあこれはまず全部1人でやってしまう。
これを自立がすぎる、と言います。
そして優しすぎる故に、ほかの人の感情もらっちゃうんじゃないのかなって思ったんですね。
人の境界線が薄く、日々感情が振り回されっていうことが書いてあるので。

予想なんですけど、相手の悲しみとかしんどさとかを自分のことのように感じてしまう?
だから振り回されて疲れちゃうのかなと思いました。
これってものすごい共感力が高いし、かつ相手の立場を思いやれる優しさがあるからこそ。
こういった状況に陥ちゃうのかなと思います。

そしてこれも想像なんですが、背負いすぎる人というのはもれなく
罪悪感を抱えていることも多いんですね。私が幸せにできなかった、という罪悪感など。
このご相談文からは見えてきませんが、そんな思いありますか?

4.ここなつさんの問題解決方法

最初にお伝えした通り、 全部背負うのはやめましょうということなんです。
背負うことの、何がいけないんだ?っていうことですけれども。
まずここなつさんが限界になって、燃え尽きてしまいます。

今もう既になってると思うんですけれど。
ここなつさんが頑張れば頑張るほど、子供さんであったりご主人が自立する力を奪っちゃうんです。
すごく嫌な言い方かもしれないんですけど。

例えば子供が自分でやりたいって時期ありますよね?特に成長期になると2、3歳あたりから
何でも自分でやりたいってなると思うんです。

それを制して、例えば自分で服を着たいっていうのに「あなたは上手に着れないでしょ?」て
着せちゃうのって自立を妨げているのってわかりますか?
それと一緒で、ここなつさんが背負って、人の分まで頑張ってしまえばしまうほど。
その相手の自立を阻んでしまうんですね。

このことを、ちょっと念頭に置いておいてほしいなあと思います。

5.相談への回答

最初に申し上げたとおり、自立を手放しましょう。
全部ひとりで背負うのをやめましょう。

今のここなつさんの状態は、燃え尽き症候群といいます。
たぶんご自分でも、わかっていらっしゃると思うんですけれど。
もうエネルギーが無くなってしまってる状態。気力がなくなってしまう状態。

それが過ぎると、今度はデッドゾーン・死の誘惑という状態になります。
デッドゾーン・死の誘惑とはなんぞや?と思うと思うんですけど。
燃え尽き症候群の次に落ちる状態なんですね。

なんとなく想像つくかもしれないんですけれど。
感情をどんどん抑圧して、何も感じなくなって孤立して行く。
そうすると、無気力になって動けなくなってしまう状態になります。

多分ここの1歩手前だと思うんですね。
そしてその次のデッドゾーン・死の誘惑っていうのは、何のために生きているかがわからなくなる。
そんな状態になってくるんです。

ただこれも悪いことだけじゃなくて、破壊と再生ってセットなんですよね。
今ここなつさんは、もう限界に来ています。
ということは今の状況を破壊するしかないんです。
破壊の後には再生があります。

それは生まれ変わるチャンスでもあるっていうこと。

なのでそんなにネガティブにとらえる必要はないと思うんですね。
そしてそれを抜けるには、どうすればいいかということなんですけど。
絶対したくないってことありますか?

例えば私の場合なんですけれど、こういう燃え尽き症候群になるような。
ひとりで背負っちゃう頑張り屋さんって人に助けを求めるのは苦手だし、したくない人が多いです。
もしくはもう自分は負けたんだ。もうこれ以上できないんだって言うことを受け入れる。
すなわち、負けを認める。ということなんですね。

やっぱり全部自分がやってしまう、背負ってしまうのは相手の自立を妨げることになります。
御主人のモラハラというものが、どういう状況か、レベルなのかが分からないんですけれど。
それも改善してきているということで、そちらに関しては本当に良かったなーって思うんです。

でもやっぱりリーダーシップは自分が取らなければならない。
常に今後の方向性は、私が取らないといけない。どこへも頼ることができない。
そうやっておっしゃってるんですけど、本当に頼る人いないですか?_

例えばここのココロノマルシェにご相談いただいている場合。
私たちカウンセラーに対して頼っていただいてますし、カウンセリングを受けることを考えるので
あればなおさらですね。

あとはお友達であるとか、そういった方に頼るということはできないんですか?
夫や母への恨みつらみってありますので、たぶん想像するにご実家のお母様との関係も
良くないから頼れないっていう部分もあるのかもしれません。

ただ何か行動しなければ、しんどいことは変わらないと思うんですね。
多分死ぬほど嫌だって抵抗されるかもしれないですけど、ご主人に頼ることできませんか?
あと子供に頼ってもいいんですよと言うことです。

まあ2歳や3歳ならともかく、小学生のお子さんであれば何かしら頼れることってあると思うんです。
例えばもう家事がいっぱいいっぱいで、限界だという場合は少しずつお手伝いお願いするとか。
いきなり助けてっていうんじゃなくて、小さなことから頼っていくっていうのでもいいんです。

例えば、本当はここなつさんは嫌だな、やりたくないなということを無理に頑張ってやってませんか?
私がやらないと誰もやらないからって、頑張って無理やりやってませんか?

これもあくまで予想なんですけど、学校行きたくないから行かないっていうお子さんの意思表示は
言い換えれば「お母さんやりたいことはやらなくていいんだよ」って言うメッセージを
伝えてくれているとも捉えられるんですね。

詳細が書かれてないので、あくまでこういう場合もありますよ、なんですけれど。
そういったことで 今のこの状況は、自分に何かメッセージを送ってくれているんだ。
そんなふうに考えるっていうことも、解決の糸口なんじゃないかなと思います。

ここなつさんの状況は、明らかにもうひとりで全部頑張るのはやめないと、
もう手に負えなくなるよ?って言うことを伝えてくれてるんです。
たぶんこのままずっと続けたら、病気になってしまったりして無理やり
頑張れない状況に追い込まれちゃうんですね。

ここなつさんは少しずつ、少しずつ。
本当に些細な事で良いので、人に頼るということをやっていきましょう。
ちょっとそこのハンカチを取って。
ご飯食べた後のお皿を下げて。

そんなことでいいんです。本当にちょっとしたことでいいんです。
その時に伝えるのはアイ・メッセージと言って、私は〇〇してほしいなあ。
してくれたら私は〇〇してくれて嬉しい。

アイ・メッセージでちゃんと伝えるコミュニケーションをとる。
なんで手伝ってくれないのよ?これはユーメッセージと言って、どうしてあなたは
手伝ってくれないの?なので相手を責めているように聞こえるんですね。

だから私は、を主語にしたアイ・メッセージでコミュニケーションをとるようにする。
そして手伝ってほしい、助けてほしいということを伝える。

あとはもう自分はこんなに限界なんだ、しんどいんだということを相手に伝えるというのも
助けを求めることになるんです。

ご主人には言えませんか?伝えられませんか?
私はもうしんどいということを伝えることは難しい状況ですか?

あと子供だから、こんなふうに言ってはいけないって思うかもしれないんですけれど。
お子さんは母親が大好きなんです。だから母親がしんどそうだなと、思ったら助けてあげたい。
そう思ってる可能性が高いと思うんです。

だったら子供に言っても、無駄だと思わずに。
お母さんにしんどいなあって。ただ自分の気持ちを伝える、ということをしてみても
良いと思うんですよね。

それが助けを求めることにもなります。
そして他人との境界線が薄く、っていうところの詳細はちょっとわからないんですけれど。
これもちょっと共感力が高くて、相手の気持ちを考えすぎてしまうということかな?
と解釈してお答えします。

これは優しいって言うことだから、全然否定することもないんです。
あ、私今人の気持ちに寄り添い過ぎているなって。
ちょっと共感しすぎているなぁと思ったら。

「私はは私」「人は人」と自分と他人の間に境界線を引くイメージをしてください。
それは子供であっても同じです。ご主人であっても同じです。
私以外は全員他人なんです。

あとちょっと考えてほしいのが、ここなつさんが今やってることを1つずつやらなくなったら
どうなると思いますか?もし怖いって思ったら、何が怖いの?
と自分自身に問いかけてみてほしいです。

どうしてここなつさんがここまでひとりで背負って、頑張っちゃうのかっていう。
そこを紐解いていきたいなと思うんですよ。

ただちょっとこの文章だけでは、情報量が足りなくてなんとも言えないんですけれど。
私もそうでしたけど、よくあるパターンとしては、幼少期の両親を助けたくて。
ひとりで頑張って背負うようになっちゃった、とか。

自分がやらなかったら、この家族は倒れてしまう。
そんなことが小さい頃からあったので、それでずっと全部自分が背負ってしまう。
そんな長年の癖ということもあるかもしれないです。

ですからもし、カウンセリングに来ていただくのであれば
そういった幼少期の家族関係なども、お伺いしていくと思うんです。
今回はそのあたりの情報が、ちょっとなかったので踏み込みはしません。

けれどもちょっとそのあたりに原因があるかもしれない?
ということを考えてみて欲しいなあと思います。

最後に私もひとりで背負っちゃうし、何でも自分でやっちゃうし。
人に助けを求めるのがとっても苦手で、ここなつさんの気持ちすごくわかります。
でも私でもちょっとずつちょっとずつ、人に頼るってことが出来てきたし。

やりたくないことを少しずつやらないようにしてきました。
やっぱり自分のことを大事にしてあげなかったら、誰も幸せにできないんですよね。
まず、今の自分はものすごく危機的な状況なんだということを理解した上で。

どうすれば 自分が楽になれるのか?全部1人で背負いすぎなくていいのか?
どうしたら助けを求められるか?もう一度よくよく考えて欲しいなーと思いました。
同じ頑張りやさんのここなつさんの心が、少しでも楽になることを祈って回答致しました

 


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さよなら さよなら さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。





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一水みゆき

『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

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《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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