なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
こんばんは、ごきげんよう一水みゆきです。
ただいま無料のメールカウンセリングモニター募しています。
今回はご応募いただいたねこ様への回答になります。
はじめまして。
根本さんのブログからこちらにたどり着きました。
私は、小学校のころに親が離婚しており、当時反抗期のまま父
と離れてしまいました。離婚のあと、2年後ぐらいに一度家族で会う用事が
あったのですが、そのときも気まずそうな父の様子がわかっていたのに、
私は冷たい態度を取ってしまいました。その自分の態度を後悔していることを伝えたくて、数十年ぶりに
父と会って話すことができ、父は気にしなくていい、私のせいじゃない
とは言ってくれましたが、やっぱり自分の中で、あの時、父の辛そうな
気持ちに気づいていながら優しく出来なかった、冷たい態度をとって
しまった後悔が消えません。あの時自分が居場所を作れていたら、父も戻ってこれてまたみんなで
暮らせたかもしれないし、自分の居場所ではないなんて思わせなかった
のではないかと思います。また、父は新しい家庭を今は持っていますが、子供も小さかったり
家庭や仕事も色々大変らしく、離婚でたくさん辛い思いをしたのに、
今も幸せではないのかなと心配してしまいます。そして、私は数年間、不倫の関係にあり彼がおり、自分のために別れ
なければと思うのですが、彼に対してもその後のことを心配してしまいます。父に対しても彼に対しても、自分のせいで不幸にしてしまったと
いう気持ちがどうしても消えません。
長くなってしまいましたが、何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。以上になります。
よろしくお願い致します。
はじめまして、ねこ様。ご相談ありがとうございます。
早速ですがご相談に回答させていただきたいと思います。
わたしがご相談文を読んで一番最初に感じたことは
『ねこ様はお父様がとても大好きなんだな』ということでした。
そして自分の幸せよりも、自分以外の人の幸せを優先してしまう
とても優しい、愛情あふれたお方なんだと。
だからわたしはあえて問いかけたいと思います。
『ねこ様のしあわせはどこにあるんでしょうか？』
小学生の頃にご両親が離婚されたとのこと。
しかも大好きなお父さんと離れ離れになってしまった。
きっと寂しくて、悲しくて、辛かったんですよね。
離婚後に冷たい態度をとってしまったこと。
とても後悔していて、お父様にお伝えしたんですよね。
それを聞いてお父様はとても嬉しかったとわたしは思います。
きっと冷たい態度をとってしまったのは、
お父様に久しぶりに会えて嬉しい。でもどうして離婚しちゃったの？
みたいな拗ねてしまったようなお気持ちもあるのかな？と思いました。
まだお小さかった、ねこ様のご対応はダメだったとわたしは思いません。
しょーがないですよ。
だってお父さんのことが、それだけ好きだったんですよね。
あの時お父様に居場所を作ってあげられたら、お父さんも戻って
これて、みんなで暮らせたかもしれない。とありました。
これに関してはたぶん違うんじゃないかな、とわたしは思います。
お父様とお母様がなぜ離婚したのか、理由がわかりませんが、
離婚するかどうかは基本的に“夫婦の問題”です。
もういっしょに居られないとご両親が決めたこと。
だから、たとえ子供でも離婚するかどうかを、私たち子供が
決めることはできません。希望は伝えることはできますけれど。
そう考えると、お父様が戻ってこれなくなったのは、ねこ様のせいでは
ありませんし、お父様の言葉通り、ねこ様のせいではないと思うのです。
そうは言われても、どうしても自分のせいだと思って責めてしまう
お気持ち、とてもよくわかります。だって子供は基本的に親が大好き。
何かあったら、自分のせいだ、自分が悪いんだと責めてしまう。
それぐらい、子供から親への愛はとても深く、純粋なものなんです。
だからねこ様の後悔というのは、お父様が大好きだからなんだ。
それぐらい、わたしは愛がいっぱいなんだ。
それに気づいて欲しい、わたしはそう思いました。
そしてなぜ、今もまだお父様が幸せではないのかな？と心配して
いるのでしょうか？
いちど、自分のこころに問いかけてみてください。
ちょっとキツくなってしまったらごめんなさいね。
『自分がいないと、お父さんは幸せになれない。』
そう思っていませんか？わたしがそう感じただけなので、
違っていたらもうしわけありません。
なぜこう思ったかというと、彼氏に対して
自分のために別れなければと思うけれど、その後のことを心配
してしまいます。とありますよね。
同じなのがわかりますか？
お父さんは今も幸せじゃないんじゃないか？
彼は私と別れたら大丈夫なんだろうか？
これって両方とも、わたしがいないとお父さんも、彼も幸せでは
なくなる、そういう言ってるように聞こえませんか？
でもお父様が幸せかどうかはお父様が決めることですよね？
彼が幸せかどうかは彼が決めることですよね。
ねこ様がお父様や彼の幸せを願う気持ち。ものすごく愛情深いです。
そして、色々と心配しているとっても優しいお方です。
だからこそ、今一度“自分”に目を向けて欲しいんです。
お父様の人生はお父様のもの。
彼の人生は彼のもの。
そして、ねこ様の人生はねこ様のもの。
残念ですが、お二人の幸せを願うことができても、
２人が幸せかどうか。ここに介入することはできません。
でも、ねこ様の幸せは自分で決めることができます。
ねこ様の相談文を読んでいると、ねこ様ご自身のことは
ほとんど書かれていません。
全て、自分以外の他人を幸せにすることばかり。
どうして自分の幸せを考えることができないんでしょうか？
どうして他人の幸せばかり願うんでしょうか？
もしかして『こんなわたしは幸せになってはいけない』
そんなお気持ちはありませんか？これを罪悪感と言います。
自分は悪いやつだ、そんな自分はだめだ、と責める気持ちです。
“自分のせいで不幸にしてしまった。”
これがすべての根源だと、私は思いました。
ですから、ねこ様は自分を責めるのをやめて欲しいです。
それができないから、相談してるんだろ〜と言われるかもしれませんが(笑)
そう思うためにどうすればいいか。
それはお父様と彼を信頼することです。
心配するのは優しいし、愛情深いとも言えます。
その一方で、彼らが自分で幸せになれるだろうと思っていない。
相手を信頼していないとも言えるんです。
だからお父様と彼は自分で幸せになる力があると、信頼しましょう。
難しいと思います。すぐにできなくても仕方がないです。
これが、自分のせいで不幸にしてしまう。
という気持ちを少しづつ減らしていく、第一歩なんです。
そしてもう一つあります。
それはねこ様自身が幸せになることです。
ねこ様の幸せはなんですか？好きなこと、したいこと、将来の夢。
自分の幸せについて、向き合い、考えて欲しい。
わたしはそう思いました。
なぜなら、こんなに優しくて、愛情深いねこ様。
人のことばかりで、自分のことを粗末に扱ってきたことはないですか？
もうねこ様はた〜〜〜〜くさん頑張りました。
十分他人のためにがんばりました。
もう他人のために、頑張るのをやめましょう。
だから、今度は自分を幸せにしてあげましょう。
ねこ様が幸せそうにしていることが、お父様の幸せになります。
自分の子供が幸せそうにしていると、自分もうれしい。
これはわたしも子供の親として、心からそう思うからです。
よくあるたとえ話です。
ねこ様がシャンパンタワーの一番上のグラスだとしたら。
下のグラスにシャンパンを注ごうと思ったらどうしますか？
一番上のグラスから、シャンパンを溢れさせますよね？
お父様や彼を幸せにしたいのであれば、ねこ様ご自身の
グラスを満タンにしないとだめなんです。
それができれば、その下の方のグラスもどんどん満たされていきます。
だから、お父様と彼を信頼し、自分のグラスを満たすこと。
それをしていけば、きっといい方向に向かうと思います。
わたしもねこ様とおなじようなことをしていました。
夫は私がいないと幸せになれないと思っていました。
でも、それは違うんですよね。夫の幸せは夫が決める。
夫のことを信頼し、自分のグラスを満たす。
わたしも今、自分のグラスを満たすチャレンジの最中です。
だから、ねこ様も一緒に自分のグラスに幸せを満たしましょう。
そうすれば、きっと今の不安も、後悔もすこしづつ薄まります。
ねこ様ならきっとそれができるとわたしは思います。
以上が私からの回答になります。
少しでも、ねこさまのお気持ちが楽になれば嬉しく思います。
長々とお読みいただき、ありがとうございました。
さよなら さよなら さよなら
また明日。
一水みゆきでした。
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