なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
歳月への執着なのか?恐れを超えて欲を手放すその先にあるもの
なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
昨日は商売繁盛の神様、西宮えびすに参拝してきました!地元の人間は親しみを込めてえべっさんと言います。昨年はコロナのせいか人が少なくてめちゃくちゃ参拝しやすかったのですが…。
今年は午前中の早めにいったにもかかわらず、結構人が多く。露店もたくさんあって賑わっていました。道ゆく人がマスクをしているのは相変わらずですが、だいぶコロナ前の賑わいが戻ってきたんだなと感じました。
今年は奮発して福笹の大きいサイズを買いました!そろそろお尻に火がついたので商売繁盛、たのんまっせ〜(笑)
今日は年末にいただいたお悩み相談への回答を掲載します!ブログでの掲載が条件ですが、お悩みに回答していますので、ぜひこちらまでお悩みをどしどしお寄せくださいね!
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早速ですが、ご相談内容はこちらです。
歳月への執着でしょうか
Kさん
1月末に裁判所で私が「はい」と言えば、離婚が成立することになっています。夫が出て行き、自分と向き合って2年4か月。ようやく自分の価値を自ら認めることができるようになったこの12月。
2年に渡る離婚催促に加え、隠さずに交際しているから浮気ではないと言ったり、子供たちとその女性と一緒に過ごしたりする夫に、こんなにも寂しかったんだと感情的理解にも至りました。
何をされようとも何を言われようとも、彼と再出発して家族でいたいと願い、傾聴し受容し感謝し、愛を差し出し続けてきました。ヒーラーにもなり、おバカにもなり、ずっと持ち続けていた愛を素直に表現して伝えてきました。
この1か月、岩のように微動だにしなかった夫に小さな変化を見ることができました。でも、愛されるにふさわしい価値を自分の中に見出した今、私を大切にしない、愛を受け取ろうとしない人とコミュニケーションを通して相互依存パートナーシップを築くのは難しいなあと思う自分がいます。
何よりも今は、自分で自分を幸せにできる女性でい続けたいと強く思っています。じゃあ、離婚すれば全て解決するのかしら?と自問した時。
夫と出会って結婚して子育てして、外国で居場所を築き上げてきた30年という歳月をどうしたらいい?と手放しも忘れることもできないものの前に立ちすくむ自分がいます。
どの瞬間も、その時の私なりに一生懸命だったと肯定もしています。無知や失敗や苦悩もありましたが、生きづらさから解放され、多くの学びと体験を経て、今は成長した自分がいることも分かっています。
だから、このありのままの私で、愛の循環があるパートナーシップを築いてさらに幸せになりたいというヴィジョンもあるのですが、歳月への執着なのだろうか、これをどうしたらいいの?と相談させていただきました。
Kさんご相談ありがとうございます。私のこのご相談に対する回答は、愛しているなら彼の幸せを願うなら、 手放しませんか?とお伝えしたいです。
違う、そうじゃないと思ったら申し訳ないんですが、私が感じたことをお伝えしますね。私はまだご主人に対して怒っているように感じるんです。怒っているというよりも憎んでいるような感じです。
彼のことを理解したい、彼を愛したい。その気持ちや情熱からきっとたくさんたくさん頑張られたのだと思うんです。もちろんその気持ちは大事。
でも自分の本当の気持ちはどうでしょうか?2年間離婚を催促され、堂々と浮気され。子供と一緒にその女性と過ごすご主人。憎くないですか?
Kさんはとても情熱的な人だから、本当は烈火の如く怒っていたのではないでしょうか?今は落ち着いているけれど、当初はたくさん怒っていたのでしょうか?
ご相談文の中にあります、こんなにも寂しかったんだって。こんなにも寂しかったのはKさんも同じだと私は感じました。Kさんはご主人のことが大好きで、彼と再出発して家族でいたいとずっと願っていたと思います。
その気持ちは私もとてもよくわかります。かつての私も元夫とやり直したい、家族としてやっていきたいと願っていましたから。
ただその気持ちがあったからこそ頑張れたんですよね。でも彼を理解したいその気持ちが強すぎるがあまり、自分でも気づかないうちに良い妻を演じてませんでしたか?
本当は彼が憎くてたまらなかったのに、その気持ちを押し殺したりしていませんでしたか?もし違ってたらごめんなさい。もしそうだとしたらそんな気持ち認めたくないですよね。
だって彼の事を恨んでいたら、彼と一緒に再出発して家族になれないから。
私はそうだったんです。元夫を理解したいと思っている気持ちに嘘はありませんでしたが、それと同時に本当は憎んでいました。でもそれを自分でも気がついていませんでした。
なんで出ていったの?どうして子供もいるのにこんなことをするの?本当は憎くて憎くてたまりませんでした。これは後から気がついたことですが。
本当は憎んでいたのに、いい妻のふり。理解したふりをしていたんです、無意識に。でもそれを認めた途端楽になったんですけれどね。
私の話はさておき、文章の中に私を大切にしない愛を受け取ろうとしない人とあります。私を大切にしていないのは誰でしょう?愛を受け取ろうとしていないのは誰でしょうか?私はKさんのことでもあるのかなと思いました。
どうして浮気して、堂々と隠さずに交際するご主人に愛してほしいのでしょうか?どうしてお子さんはその女性と一緒に過ごしているのでしょうか?お母さんがつらい気持ちになるのはきっと分かるでしょう。なのになぜなんでしょうか?
私のことを馬鹿にしていると怒ってもいいんじゃないでしょうか?だってそれは自分を大切にすることにつながるからです。私をこんな風に扱っていいはずがないと思えば、毅然とした態度も取れると思ったんです。
Kさんはそんな風に扱われていい女性ではないと思うんです。毅然として、凛として。私のことを馬鹿にしないで!そんな風に扱うのはやめてほしいと言ってもいいと思ったんです。
Kさんは色々頑張ってこられたのだと思います。それは本当にこの文章からも伝わってきます。
夫と出会って結婚して子育てして、外国で居場所を築き上げてきた30年という歳月どうしたらいいか?とあります。Kさんがご主人を愛しているからなのか、歳月に執着しているのかは文章だけでは私にも分かりません。
でもご主人と出会って結婚して、子育てをして。誰もいない外国で一人頑張ってきた30年はもうすでにあなたの中にあります。Kさんが今、いろんなことと向き合ってきて。怒ったり、泣いたり、苦しんだり、時には笑ったり、感謝をしたり。
前を向こうと頑張ったそのすべてが、すでにKさんの中にあるんです。その過ごした年月が今のKさんそのものを作り上げているんですから。
お子さんと過ごした楽しかった時間、ご主人と過ごした楽しかった時間。それはなくなりませんし、Kさんの心の中にあります。少し寂しいですがそれはもう過去であり、思い出なんです。
楽しかったこと、苦しかったこと。辛かったこと、頑張ったこと全部抱きしめたまま。自分の中にそれはもうあるんだと受け止めて、手放す。
怖いし、辛いし、苦しいし、思わず躊躇しちゃいますよね。
だってずっと頑張ってきたんですもの。30年の間、一人で戦ってきたんですものね。
Kさんに質問があります。自分にできることはまだ何かありますか?
嫌だと思います、一緒にいたいと。どうして?って。なんで私が?こんなに頑張ったのに、結局私は幸せになれないの?って。
でもその痛みを超えて、ご主人を好きなまま手放すんです。とても酷なことを言っていると思います。ここまでたくさん頑張ってきたのだからもう頑張らなくていいんじゃないでしょうか、と私は思うんです。
好きなまま手放す、ということを私は去年しました。すごく苦しかったですが、今はとても幸せです。後悔もありません。なぜなら自分のやれることを全部やりきったと思ったからです。
Kさんはどうですか?まだやれることはありますか?まだやれると思うならまだやってみてもいいと思います。でも疲れたな、これ以上私にできることはないな。
もしそう思ったなら、最後にできることは彼を手放して楽にしてあげることなのだと私は思います。
別に離婚しなさいってことではありません。そんなに苦しいのなら手放してあげる、それが私の愛だと伝えることです。裁判所でYESと言っても離婚するかどうかを決めるのは最後はご主人です。
もしそこでご主人もYESというのであれば、それは彼の選択を尊重して受け入れるしかないんです。それが彼自身が選んだ、彼の幸せだからです。
これをするためには自分の「欲」を手放さないといけません。一緒にいたい、家族としてまた暮らしていきたいと思う気持ちです。
きっと怖いですよね。でもKさんはその手放すための勇気を持っていると私は思います。だってそんな過酷な状況でも彼とまた家族になりたいと、必死に一人で頑張ってきたものすごい頑張り屋さんだからです。
Kさんはもう十分頑張りました。だから自分を大切にするにはどうしたらいいのか?それをよく考えてみてください。今まで築き上げてきた30年はもうすでにKさんそのものです。
だからそれを手放してもなくなりません。それはKさんの人生の一部であり、人格でもあり、経験でもあり、思い出でもあるからです。
それを抱きしめたまま、手放してみませんか?
一人で難しければ、講座に出てみんなで一緒にやってみませんか?一人じゃないんだと思えるってとても大事なんです。一人で頑張るのはもうやめませんか?
愛したまま手放す。その欲を手放す苦しさ、恐れを超えて乗り越えた先。春のような、新しいスタートを感じられる幸せが訪れると私は思っています。少し寂しいけれどそれが卒業であり、手放しでもあるんです。
Kさんの幸せを願って回答しました。
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さよなら さよなら さよなら また明日。
心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。
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