怖がりな性格の克服の仕方〜原因と解決方法〜

ココロノマルシェ(相談)
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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

怖がりな性格の克服の仕方〜原因と解決方法〜

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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

最近あったかいなーと思ったら寒い!となる事が多くて寒暖差が激しすぎて体調がイマイチです。

年取ると体の不調が出やすいよなーとしみじみ感じております。みなさまも体調にはお気をつけくださいね!

最近お悩み相談を全く回答できておらず、めちゃくちゃ久しぶりだったことに気がつき驚愕しております(笑)

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さてさて前置きはそのくらいにして、今日は久しぶりにココロノマルシェに回答します!

ココロノマルシェとは、根本裕幸の「お弟子さん制度」
を卒業したカウンセラーがあなたの相談にお答えするページです。

今回のご相談は、こちらです。

怖がり癖を直したい。
相談者:ぱんださん

いつもありがとうございます。

私は、なんでも怖がりすぎてしまうところがあり困っています。事故に巻き込まれたらどうしよう、とか、火事になったらどうしようなど、生活に支障が出るほどではないのですが、1人でいるときにはつい不安になってしまいます。

とくに、自分のことよりも、親や恋人に何かあったらと思うと怖くてしかたありません。

母親は70歳を過ぎ今はすごく元気で一人暮らしをしていますが、突然倒れたりしたら…と思うと怖くて仕方なく、何も手につかず考えることもできなくなります。母親が買っている猫のことも同じです。

また、恋人は登山が趣味で、よく1人で登山に行くのですがそれも本当は怖くて仕方ありません。下山の連絡が来るまでソワソワしてしまいます。
本人が楽しんでいるので彼には怖いとは言えませんが、「下山したらいちばん最初に私にLINEしてね」と甘えるふりをして約束させています。

たぶん誰かが突然死んでしまうことが怖いのだと思います。私は14歳のときに父が病気で亡くなっています。死ぬような病気ではない、風邪を拗らせた肺炎で入院したはずなのに、入院から2ヶ月も経たずに悪化して死んでしまいました。

そのときが生まれて初めての「身近な人の死」でしたが、きちんと悲しみと向き合えず、人前で泣くこともなくやり過ごしてしまいました。ただ、父の死の連絡の直後に高熱を出して通夜には出られませんでした。

それから、祖父が亡くなったときもお葬式に出るのが嫌で仮病を使って家で寝ていたり(翌日の告別式と火葬には行った)、子供のころから飼っていた犬が亡くなったときも遺体を見ることができずに自分の部屋にこもっていました。

身近な誰かが死んでしまうこと、自分が突然死んでしまうことが怖くて仕方がないのに、いつも想像してしまい止めることができません。自分の死んでいる姿を想像してしまうこともよくあり、とても怖いです。

どうしたら止めることができるでしょうか。
怖がらずに、楽しく登山に出かける恋人を素直にいってらっしゃいと笑顔で見送りたいです。

ぱんださんこんにちは。この度はご相談くださってありがとうございます。

こわがりの癖を直したいということなんですよね。その癖を直すためには「しっかりとお父さんとのお別れをしましょう」ということをご提案したいと思います。

なんでお父さんとのお別れなんだろう…?と思われたかもしれません。ちゃんと理由も根拠もありますので丁寧にお話ししていきますね。

さて、ぱんださんがいつも怖がっている理由。それは“大切な誰かが死んでしまう”事を想像してしまうからなんですよね?

ではなんでぱんださんはそんなことを想像してしまんだと思いますか?心理学では自分のやっていることには必ず意味がある、という見方をします。

その考え方で考えますと、ぱんださんは“大切な誰かが死んでしまう”事を想像することで感じる感情を得たいからではないか?と私は仮定して考えました。

ぱんださんは“大切な誰かが死んでしまう”と想像したらどんな気持ちになりますか?不安・怖さですよね?きっとその下には【私の目の前からいなくなってしまったら悲しい】という感情じゃないかと思うんです。

そんな悲しい気持ちを感じたくて想像しているとしたら…?何が目的なんだろう?そんな悲しい気持ちなんて感じたいわけないじゃない!とわからなくなると思います。

私の想像ですが、これは「悲しみをちゃんと感じようね」という自分自身が発しているメッセージだと思うんです。そう思った根拠がこのセリフです。

>きちんと悲しみと向き合えず、人前で泣くこともなくやり過ごしてしまいいました。
この部分だと思ったんです。

感情というものは実は厄介な性質を持っています。感情を麻痺させたり、見なかった、なかったことにしてちゃんと感じないと未消化の感情としてどんどん溜まっていくんです。

イメージすると人はそれぞれ内側に感情を貯める壺を持っているとしたら。感情をちゃんと感じている人は、壺の中はほとんどからっぽ。

でも感情を感じずに、溜め込む人はどんどん溜まって膨らんでいき、パンパンになります。そして最後は蓋が飛んで破裂して壺が壊れてしまう。

もう一つ例えると、私の心理学の師匠がよく言っています。【感情はうんこと同じ】ちょっとお下品ですが、とてもわかりやすい例えです。

便秘になるとしんどくなるし、常にすっきりしない状態。しかもあまりに便秘がひどいと病気になっちゃいますよね?だからちゃんとうんこは出してあげる必要があります。

それと一緒で感情はきちんと感じ切って出してあげないと、どんどん溜まっていくんです。

失恋した女性が、たくさん泣いて友達に愚痴を聞いてもらって元気になるパターンってよく聞きませんか?これはちゃんとたくさん泣いて、友達に話すことで感情を感じ切っているから。

出すものを出したので元気になるんですね(笑)

だからぱんださんはこの大元であると予想できる「お父さんを失った悲しみ」に向き合う必要があるんです。

きっと怖いですよね。嫌ですよね。見たくないし、苦しいですよね。ぱんださんがきっととても優しくて感受性が豊かで、繊細な方だから感情を麻痺させてしまっていたんだろうなと思いました。

そのくらいその時のぱんださんには受け止められないほどの悲しみだったと思うんです。

でもきっと今「怖がりをやめたい」と思ったのであればこれがタイミングなんだと思うんです。ぱんださんがお父さんの悲しみと向き合えるようになったんだと私は思いました。

「怖がらずに、楽しく登山に出かける恋人に素直に行ってらっしゃいと笑顔で見送りたいです」
とても素敵で素直な愛情深い気持ちだと思いました。

素敵であたたかいこの目標を叶えるためにもだし、いつも不安になってしんどくなるぱんださん自身のためにも一緒に向き合ってみませんか?

具体的にどうしていけば良いかというと、お父さんを失った悲しみの感情をきちんと感じて消化する。そしてお父さんに感謝の気持ちを伝えてきちんとお別れをするというプロセスです。

お父さんを失ってしまった時の悲しみを感じるには「お父さんに手紙を書いてみる」というのもいいかもしれません。お父さんとの思い出の写真を見てみたり、思い出の場所を巡ってみるなどもいいかもしれません。

お母さんとお父さんについて話をしてみるのもいいかもしれません。カウンセリングであれば、お話を聞きながらどんな方法がぱんださんの悲しみを出すのに良いのか一緒に探せるのですが…。

今回はご自身でどんな方法が良いのか探してみてくださいね。

そうやって悲しみを出していくと、お父さんへの感謝の気持ちが出てくると思うんです。悲しみと感謝が同時に出てくるかもしれません。

悲しみも感謝も寂しい、会いたい、そんな気持ちを全部感じて出してあげてください。それはきっとしんどくなることもあるだろうし、辛くて苦しいこともあると思います。

でもそのプロセスをしていく中で、いなくなったお父さんが近くに感じられるような。そんな気持ちになっていけると思うんですね。

そして最後はきちんとお父さんとお別れをするんです。お別れと言っても自分がちゃんとできなかった。当時の自分ができなかったお別れをするんですね。区切りをつける意味もあると思います。

私が思い浮かぶ方法は、お墓の前に行ってお父さんに自分の気持ちを全て伝えること。そして感謝の気持ちを伝えることと、さよならのお別れを自分が納得できる方法でやり直すことです。

いきなりお父さんでやることがしんどければ、亡くなったわんちゃんや、おじいちゃんにあててやるのも良いかもしれません。

そしてこんなにも悲しいのはそれだけみんなを愛しているからです。とてもとても大事だからです。それだけぱんださんは愛情深い方なのです。それは才能でもあります。

だからその才能を今生きている人に、ポジティブな使い方をすることができるようになれば。ぱんださんもぱんださんの周りの人も幸せになれると思うんです。

もし1人では難しい、しんどいと思われるならカウンセリングをご利用くださいね。

ぱんださんが笑顔で恋人を見送る姿を見たいなと思いながら、回答をさせていただきました。

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さよなら さよなら さよなら また明日。
心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。


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『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

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《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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