なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
ちょっとした豆知識『ちょいまめ』、第1回目の記事です。
諦めるという言葉があります。辞書を引くとこう書いてあります。
あきら・める【諦める】振 あきら・める
【諦める】〔他下一〕[文]あきら・む(下二) (「明らめる」2の意から)
思い切る。仕方がないと断念したり、悪い状態を受け入れたりする。
「進学を―・める」「こうなるのも運命と―・める」
広辞苑より引用
ですが、“あきらめる”の本当の意味は違うんです。仏教の世界ではあきらめるは
明らめると書きます。
明らめる→明らかに見る→現実を直視してありのままに受け入れる。
という意味なんです。
わたしがいろんな知識に触れて感じた明らめるっていうことは
『ああ、わたしはいまこんな状態なんだ』ということを俯瞰してみる。
そして『まぁしょうがないよね』って受け入れる。
そういうことなんじゃないかなと思います。
それができれば、どんなことが起こっても心が穏やかでいられる。
悟りの境地に至れるんだと思うんです。
まぁこれを読んでる人が言いたいことはわかります。
『わかってるけどできないんだよ!』
いや、わかります。わたしも何度このセリフを心の中で、言葉にしたか。
頭では理解しているけれど感情が追いつかないんですよね。
ただ、意識して生活しているとある日突然できるようになったりします。
そもそも簡単にできたら苦労しないと思うんですよね。
ただ、こんな考え方もあるんだーと頭の片隅に置いておくだけでも
こころもちが変わると思います。
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