問題は解決しなくてもいい

日常で使える心理学
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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

しばらくブログを更新していませんでした。 ラジオやnote、アメブロは更新していたのですがこちらまで手が回らなくて…。

2ヶ月も空いちゃいましたね!なんとか月1ペースは更新できるように頑張ります!

さて、今日のテーマは「問題」について、です。

問題が起きると、つい「なんで私ばっかり」「また面倒なことが」って思いませんか?

私もずっとそうでした。元夫のゴタゴタも、最初は「はぁ?何この人」って呆れてたんです。

でも今振り返ると、あの騒動こそが私にとって最高のギフトだったって心から思えるんです。

問題って、実は問題じゃないのかもしれない。

なぜ問題を問題だと思ってしまうのか

人って、困ったことが起きると反射的に「これは問題だ」って決めつけちゃうんですよね。

でも、短所が長所になることってよくありませんか?

  • せっかちな人→行動力がある
  • 心配性な人→危険を回避できる
  • 人見知りな人→深い関係を築ける
  • 完璧主義な人→質の高い仕事ができる

同じことが「問題」にも言えるんです。一見マイナスに見える出来事も、角度を変えれば別の顔を持ってる。

実際に私が体験した話をしますね。

息子を連れて沖縄の元義実家に行ったことを、元夫が知って大激怒。

「なんで勝手に連れて行った?もう息子にも二度と会わない!」って息子の前で暴言を吐いたんです。

普通なら「なんて最低な父親」「息子がかわいそう」って思いますよね。

実際、息子は傷ついて「昨日の朝に戻してください」って神様にお願いしてました。

でも今思うと、あの事件は私にとって最高のギフトでした。

なぜかって?

あの騒動のおかげで、私は自分の成長を確信できたからです。

昔の私なら、元夫に激怒されたら「私が悪かった」「もっと配慮すべきだった」と思ったかもしれません。

でも今回は違った。冷静に構造を分析して、「この人、ちょっと頭おかしい、変だ」って客観視できてる自分がいました。

しかも話し合いできないと思ったので、いろんな手立てを考えましたが、話し合いに応じる気がなさそうだったので、調停を申し立てました。

ちなみに申立書を投函した日の夜に謝罪してきましたが、朝廷は取り下げませんでした(笑)「私を怒らせて、相手が悪かったね」って圧倒的な余裕すら感じてます(笑)

これって、以前の私からは考えられない変化なんです。自分の成長を実感できた瞬間でした。

「問題」を「ギフト」に変える視点転換

じゃあ、どうやって問題をギフトに変えるのか。

鍵は「解釈を変える」こと。

よく「過去は変えられない。未来と自分は変えられる」って言いますよね。その通りだと思います。

でも私は、過去すらも変えられると思ってるんです。

過去の事実を変えるんじゃなくて、過去の事実の解釈を変えるってこと。

これはどんな時間軸でもできるし、やれるんです。

私の離婚もそうでした。前は「私の人生失敗ばっかり」「やっぱり幸せになれない」って思ってました。

だけど今は心の底から、あれは私にとってギフトだったって思えます。

あの離婚がなかったら、自分とこんなに向き合うこともなかったし、自分の才能を確信して受け入れることもなかった。

今の豊かな人生があるのは、間違いなく離婚したから。

自分と全く合わない価値観の人間といることの方が、私にとっては不幸だったんです。

例えば、こんなケースはどうでしょう?

  • リストラされた→**転職で理想の職場に出会えた  
  • 病気になった→**本当に大切なものに気づけた
  • 恋人に振られた→**自分と向き合う時間ができた
  • 失敗して恥をかいた→**プライドが削れて成長できた

同じ出来事でも、解釈次第で全然違う意味になりますよね。

大切なのは「感情を感じ切る」こと

ただし、気をつけてほしいのは無理やりポジティブに考えようとしないこと。

感情を無視して「あれは良かったんだ」「最高の出来事だった」って思い込むのはNG。

まずは悲しみ、怒り、失望、そんな感情をとことん感じ切る。泣きたいなら泣く。腹が立つなら怒る。

そうやって感情と向き合って、時間をかけて消化したとき、自然に「あれは私にとって必要だったのかも」って思えるようになるんです。

私も元夫事件の直後は「息子がかわいそう」って心配で胸が痛くなりました。

でも息子と向き合って、話し合って、時間をかけてお互いの気持ちを整理して。

そうしてやっと「あ、これはギフトだったんだ」って腑に落ちたんです。

人生は何歳からでも変えられます。「変えたい」と思った瞬間から、自分の人生は変わり始めます。

諦めなければ必ず変われる。歩みを止めない、諦めないことが鍵です。

でも正直、それを実際にできる人は少ないとは思っています。私ができたから、みんなもできるとは言いません。

ただ、私はそのための力にはなれると思うんです。

一人で抱え込まず、誰かと一緒に歩んでいけば、きっと変化は起こせるんだと私は実感しています。

まとめ:過去も未来も、今も、全て変えられる

事実は変えられないけれど、事実をどう解釈するかは自分次第。

あなたが今「問題」だと思っていることも、もしかしたら人生からの最高のギフトなのかもしれません。

感情をちゃんと感じて、時間をかけて向き合って、そうしてやっと見えてくる景色がある。

私も40過ぎて、やっとこんなふうに思えるようになりました。

もしあなたも、今何かの問題で悩んでいるなら。

その問題が、実はあなたを次のステージに押し上げてくれる踏み台なのかもしれませんよ。

—–

今日から始められること

今抱えている「問題」を一つ選んで、「これが私にとってのギフトだとしたら、何を教えてくれているんだろう?」って自分に問いかけてみてください。

答えはすぐに出なくてもいいんです。

その問いを持ち続けることから、すべては始まります。



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さよなら さよなら さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。





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一水みゆき

『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

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《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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