しあわせがわからなくて、もう傷つきたくなかったわたし

じぶんごと
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一水みゆき

なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。

3月の頭に講座をしてから久しぶりの更新ですね。

あったかくなってきたなぁと思ったら雪降るほど寒い今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

今泣きそうな気持ちで、誰のためとは言わず自分のために書いています。

私はこれまでずっとしあわせになりたくて頑張ってきました。
以前より生きやすくなったし、落ち込んでも回復が早くなりました。

自分のこともだいぶわかるようになってきたし、自分のことを否定することも減ってきました。

自分の周りは本当にいい人に恵まれていると気づいたし、そんな自分の魅力や価値を以前よりは受け入れられるようになりました。

だから今不幸?と聞かれたらそうじゃない、しあわせ。

だけど、めちゃくちゃ胸を張ってしあわせか、と言われるとそうではない自分がいました。

なんでそうなんだろうって。

その理由に気がついた時に、あまりに傷ついてきた自分に泣きそうになったんです。

自分がしあわせな状態ってどんな状態?とある人に問われて。

一生懸命に考えました。

好きなこと、楽しいことができてる状態。

楽しくいろんなことに頑張れる状態。

我慢したり犠牲したり、満たされている状態。

他人に左右されない、自分の芯が揺るがない状態。

息子との時間を大事にできる状態。

もう少しあったけど、似たような内容だったのでこのくらいしか出てきませんでした。

そうしたら「しあわせに遠慮しすぎ」と言われてしまったんです。

思えば私の母の人生も過酷だったし、それを知らずに背負った私自身もしあわせか?と聞かれると思わず返事に詰まってしまうような人生でした。

幸せとは程遠い、罪悪感に塗れた家系図でした。

でもそれが当たり前で、それが“普通”だったから疑うことがなかった。

自分の幸せを心から望んでたくせに、それをすごくちっぽけなものにしていろんなことに言い訳してたことに気がつきました。

息子を、可愛い大切な息子を。

自己犠牲のための言い訳にしてたことに気がつきました。

気がついた時、ショックでした。

そんなわたしだからしあわせってものがよくわからないし、その具体的なヴィジョンを描くのがものすごく難しい。

でもこれができなければ、わたしが望む「本当のしあわせ」は得られない。

旅行に行くのに、目的地を決められない状態。

目的地さえ設定すれば、最短で行ってもいいし、のんびり車窓を眺めて楽しみながら行くでもいい。

でもゴールがなければどちらの行き方すらも選べないし、なんのために移動してるかもわからない。

わたしはずっと目的地を決められず、フラフラとその移動手段にだけ目を取られていただけだったんです。

そして冒頭に言ったことに辿り着いたんです。

あまりに傷ついてきた自分に。

自分のこと強いし、楽観的だと思ってたけど全然そんなことなくて。

それは傷ついた自分を守るために後天的に自分に着せた、守るための鎧。

本当のわたしは慎重で石橋叩いて渡るタイプだし、全然ポジティブなんかじゃないのに。

そしてわたしが幸せな状態に、無意識に外していた項目がありました。

それは、パートナーが横にいること。

どんな困難があってもお互いを尊重して、時にはぶつかって、乗り越えて。

それでもお互いを必要とするような、そんなパートナーの存在が欲しかった。

なんでこんなに具体的なのかというと、最近20年ぶりに昔大好きだったンダムSEEDにハマって。

その劇中のカップルがまさにそれで、わたしはそのカップルにめちゃくちゃハマってて。

「あれ?これわたしが本当は欲しいものじゃないの??」

そう気がついてしまったんです。

無意識に自分の“しあわせ”の項目からパートナーを外していたのは。

もう傷つきたくなかったから。

傷つくのが怖かったから。

自分に自信がなかったから。

自分は幸せになれないって自分で心の底では信じてたから。

どうしようもないくらい、自分が気がついていないくらい。

深く、深く、海の底に沈んで息ができないほど、傷ついていたことを目の当たりにしたんです。

ごめんねぇ。

自分では分かってたつもりだったけど、こんなに傷ついてたんだね、わたし。

そりゃ怖いよね。欲しいけど、手を伸ばせないよねって。

そう思ったらなんだか泣けてきたんです。

自分でも気が付かないほど、深く傷ついて、心のバケツには無数の穴がたくさん開いてて。

もちろんもっとたくさん穴が空いてたから、それを少しづつ塞いできたのもほんとうです。

でもまだまだ、大きい穴がたくさん開いていたのに。

そのことに気が付かず、バケツに水を入れ続けて、でも穴から水はどんどん出ていくだけなのに。

おかしいな、こんなに頑張ってるのに、バケツに水がたまらない。

なんで?どうして?

やっぱりわたしはダメなんだと、自分で証明していた自分がいたんです。

穴が空いてたら、水が溜まるわけないのにね。

こんなに遠回りしないとわからないくらい、わたしは理解したくなかった。

自分がこんなに傷ついて、弱くて、まだまだ穴だらけだったことに。

でもわたしはやっと今、そんな自分に気がつけた。

気がついただけだし、あいも変わらず自分が幸せな状態がよくわかないです。

でも、まだまだ傷ついていた穴だらけの自分に気がつくことができたから。

今度こそ、自分のしあわせのために穴をふさごうと思えたんです。

もしかしたらこれを読んでる人は、気がついただけじゃ何も変わんないじゃん?

そう思うかもしれません。

でも気がつくってとても大事なことなんです。

人から言われたでもなく“自分自身で気がつくことができたら”次から選択が変わるからです。

気がついたら問題の半分は解決してるんだよ、ってよく聞く話ですが。

気がつく事によって、今までと違う選択ができるからなんです。

そう、気がついた今だからこそ。

自分の幸せのゴールがどんな状態かをきちんと考えたいと思うんです。

それが傷ついてきた、自分へのせめてもの優しさだと思うから。

今度こそ、しあわせに腹を括ろうと思います。

皆さんも一緒に腹を括りませんか?



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さよなら さよなら さよなら また明日。

心理デザインカウンセラーの、一水みゆきでした。





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一水みゆき

『なぜか頼れるお父さんと言われます』30~40代の離婚・パートナーシップ・人間関係に悩む女性の問題を解決。6歳息子の愛の奴隷。セミナー講師。

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《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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