
なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
あなたも「頑張ってるのに、なかなか結果が出ない…」って思うことありませんか?
私も長い間そう感じてきたんです。でも最近、すごく大切なことに気づいたんです。それは「一番自分を認めてあげてなかったのは、実は自分自身だった」ということ。
この気づきがあまりにも大きくて、思わず涙が出てきたんです。今日はその体験をシェアしたいと思います。
表彰されたのに素直に喜べなかった理由
この前、会社で大規模な表彰式があって、私のチームが最優秀MVP賞みたいなものをもらったんです。
個人じゃなくてチームの賞だったんですけど、賞金もかなりの金額をもらって。本来だったら嬉しいはずなのに、なぜか素直に喜べなかったんですよね。
なぜかというと、その表彰されたクライアントワークが、最初は私がずっと担当してたんです。
約2年間、その新規のお客さんに対して「今までやったことがないことをやりましょう」って自主提案という形で提案し続けてたんです。営業とデザイナーである私と企画とみんなで。
お客さんからは何回も「やるかどうかわからない」とか「あれがいい、これがいい」とか振り回されたけど、ようやく形になって世に出たら、それがめちゃくちゃ好評だったんです!
店舗数がすごく多いお店だったので、SNSでもすごく話題になって「かわいい」「すごくいい」って喜んでもらえて。
一般の人が手に持ってる姿を見ると、本当に嬉しくて、その仕事すごく大好きだったんです。
でも話しながら気づいたんですけど、大好きな仕事だったけど、私が得意なタイプの仕事ではなかったんですよね。
私はどちらかというと、深く考えたり企画したり、ロジカルに物事を提案するのが得意なんです。
でもその仕事は季節ごとにテーマに沿ってデザインするという作業だったので、正直、私がやらなくてもいいかなって状態になってたんです。もちろん軌道に乗ってからの話ですけどね。
そうなった時に「件数が多くて大変だから、2人体制でやりましょう」ということで、最初は交互でやってたんです。
でもいつの間にか私にその仕事が来なくなったんですよ。最初は「1人で大変だから交互にやろう」って話だったのに、何も言わずに私に仕事を回さなくなったんです。
それ自体は別にいいんです。でも一言もなく外されたのが、すごく悲しかったですね。今これを書きながら「私、思ってたよりすごく悲しかったんだな」ということに気がついたんですけど。
そういったモヤモヤを抱えた状態で表彰された時に「なんで私ここにいるの?」って思ったんです。
だって今もうやってないし、って。もちろん2年間の全体の功績っていうこともあるんでしょうけど「私、今やってないのに、なんで呼ばれたんだろう」って全然嬉しくなかったんです。
正直言うと、お金はもらいたかったし嬉しいけど、本当の意味での喜びが全くなかったんです。
自分の頑張りを認めてなかった盲点に気づいた瞬間
でも、なぜこのことをあらためて考えるようになったかというと、最近ChatGPTと自分の内面を深掘りするのが日常みたいになってまして。
お金のことで「いつも自転車操業で余裕がなさすぎる」って悩みを相談したときに、「どうも自分が頑張ったものが結果として望んだ金額を得られることを無意識に否定してるんじゃないか」って指摘を受けたんです。
その時に、この表彰の件を思い出して「実は表彰されたことを素直に受け入れられなかったのは自分自身じゃないのか」って気づいたんです。
「なんで私ここにいるんだろう」って受け取れなかったけど、よくよく考えたら、本当に何もない自主提案の状態から軌道に乗せるまで私と他のみんなで頑張った結果があるから、今うまく回っているわけで。
そう思ったら「私のやったことはちゃんと評価されてしかるべきだし、あそこに立つのは私で良かった」のに、私が一番自分のことを評価してあげてなかったんだって思った。
そしたらすごく泣きたくなって。「頑張っても結果が出ない」「頑張っても認めてもらえない」って言いながら、一番認めてなかったのは自分なんだなって思った時に、すごく胸が詰まりました。
自分の頑張りを認めることの大切さ
すぐは難しいと思うんです。こうやって私みたいに今頃になって気づく場合もありますし。
でもね、「頑張ったけど結果が出ない」って思ってるかもしれない。あなたが望むような結果じゃないかもしれない。でも、あなたが頑張ったことって絶対何かのプラスにはなってる。
それを見つけてあげられるか、気がついてあげられるか。ちゃんと自分で認めてあげられるか。それがめちゃくちゃ大事なんですよ。
最近「頑張る人を応援する」っていうテーマでいろいろやろうと思って動いてるんですけど、やっぱり私の人生のテーマって「頑張ってるのに幸せになれない、満たされない、結果が出ない」。
ずっとそうやって苦しんできたけど、なんのことはない。一番自分の頑張りを認めてあげてなかったのは自分じゃん、っていう。
薄々どこかではわかってたはずなのに、はっきりと自覚したのは本当にこのタイミングなんです。
もしかしたら過去にも同じようなこと言ってるかもしれないけど、本当に心の底から腹落ちしたのは、実は今日が初めてかもしれないです。
私、ずっと頑張ってきて、本当に自分のことを粗末に扱って、自分のことを認めてあげてなかったんだなって思うと、なんかかわいそうじゃん、私って。今そんな風に思ってるんです。
頑張ったら必ず結果出るわけじゃないし、頑張ったら報われるわけじゃないし、世の中ってシビアだし、結果が出ないことだっていっぱいある。
でも頑張ったことについて、絶対何かプラスになったことはあるから、皆さんもそれをどうにかして見つけてあげてください。どうにかして気がついてあげてください。
私みたいに後からでもいいんですよ。あなたが頑張ってることは絶対にマイナスにはならないから。だから、頑張ることは無駄じゃないんです。
まとめ
結局のところ、私たちが本当に求めている「認められる喜び」って、外からもらうものだけじゃなくて、自分で自分を認めることなんだって気づきました。
今日から、ちょっとした自分の頑張りを見つけて「よくやったね」って自分で褒めてみませんか?小さなことでいいんです。
自分の頑張りを見つける習慣が、きっとあなたの心に余裕を作ってくれるはずです。あなたの頑張りを、まずは自分自身が認めてあげてくださいね。
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余談ですけど、私に一言もなく、仕事を他に回したことはちゃんと言うつもりです。
だってめっちゃ嫌やったし、私のこと尊重してないじゃないですか?
それを放っておいて我慢するのは違うとおもうんですよね。
皆さんも我慢しないで、嫌なことは嫌と言いましょうね。
それで壊れる関係なんて、捨てましょう!(笑)
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