なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
【辛口注意】不幸の沼から抜け出せない悲劇のヒロインの心理とは
なぜか頼れるお父さんと言われる心理デザインカウンセラーの一水みゆきです。
今週は3連休ですが県民割を使ってハーバーランドのホテルにお泊まりです!夜景が綺麗なお部屋を予約したのでめっちゃ楽しみにしています♥最近こうやって近場のホテルに泊まると言う楽しみを覚えました。
別に旅先じゃなくても少し日常を離れられるので楽しいんですよね!ぜひこれを読んだ皆様もやってみてください、めっちゃおすすめです。
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今日は若干辛口のお話をしたいと思うので、痛いと感じた方は回れ右。このページを閉じてください。
痛くてもいいの、痛きもちいいのが好きなのというそこのアナタ!マゾですね(笑)そんなあなたははこのまま読んでみてください。
今日は悲劇のヒロインの心理についてお話したいと思います。悲劇のヒロインって言っても別に女性のことだけではありません。もちろん男性にも当てはまります。
要は自分は「世界で一番不幸だ!」そう思って被害者意識の真っ只中にいる人のことですね。自己憐憫とも言います。私も昔々(そんなに昔ちゃうけど)元夫が家を出て行った時。世界で一番不幸な女だ!そう思って悲劇のヒロインみたいな状態の時もありましたね。
なんだか遠い目をしてお空の彼方を見ながらそんな時もあったねぇ。とお茶を啜りたい気分です。(縁側の老婦人か(笑))
ただね、それはねしょうがないんですよ。めちゃくちゃ辛いことがあったりしんどいことがあったりした時「悲劇のヒロインぶるんじゃねえよ」ってね。それこそなんてひどいこと言うんだって感じじゃないですか。
矛盾するかもしれないんですけど、彼氏に振られた、離婚と言われた、子供が不登校になった、いじめられた。仕事でとんでもないミスをした、職場でショックな出来事があった。
そういったつらいこと、しんどいことがあった時。悲劇のヒロインになるのは仕方がないと思うんですよ。というよりも、感情っていうのは感じ切ってしまった方が回復が早い。なので最初は逆にとことん悲劇のヒロインになっちゃった方がいいと私は思う。
私はなんて世界で一番不幸なんだ!可哀想な私!しんどいよ〜、悲しいよってオィオィとたくさん泣いて感情を出し切ってしまった方がいいと思います。
ただしそこにいつまでいますか?っていうのが問題なんです。
いつまでも私は世界で一番不幸だ!そう思ってたらどうなるかというと、そのまま不幸の沼から抜け出せなくなっちゃうんです。そんなの嫌ですよね…。でも案外この沼にずっと浸っている人って意外といたりするんですよ。
なんでこんな悲劇のヒロイン症候群みたいな状態になるかっていうと。自分の心に痛みがあるから、辛いこと苦しいことがあったときに人は少しでもその負担を軽減したい。防衛本能みたいなものもあります。
そんな時って人のせいにした方が楽だから他人のせいにする。私は悪くない!全部他人が悪いんだ、環境が悪いんだ!何かのせいにしている時って他人軸の状態なんです。他人軸でもいいじゃん、何がいけないんだって思うかもしれないんですけど。
他人軸の状態っていうのは、自分の人生の選択肢を全て他人や環境に委ねている状態になるんです。主体的に自分の人生を選べない状態っていうのは、うまくいかなくなった時に不満だらけになるし、幸せから程遠い状態なっちゃうんですね。
だって自分で決めてないから。
全部人や環境によって決めるから、いつも何かあった時に自分のせいではなく他人のせいにする。それって何も改善しないし前進しない。
そして実は悲劇のヒロインにいる状態のほうが心地よい。一種のナルシストになってしまっている場合もあります。私は世界でなんて一番不幸なんだろうって、浸っている時って自己憐憫してるわけです。
それって居心地いいからずーっと、悲劇のヒロイン=被害者の状態にいるんです。私は被害者だから相手が悪い。被害者で居続けることによってそこから一歩も先に進めなくなっちゃうんです。
誰かのせいにしているうちは変わらなくていいから楽です。可哀想な悲劇のヒロインになることによって、自分は動かなくていい。変わらなくていいから楽なんです。しんどいのに楽なんて!って思うかもしれないけど。
動かなくていいからそういう点では楽。そしてこの状態でいる時というのは、実は自分のことしか見えない状態になっちゃうんです。ますます不幸の沼から抜け出すには程遠いっていうのは何となく分かりますでしょうか?
先日このわかりやすい出来事があったのでシェアします。というかこれが書きたかったのかも(笑)
私元夫と離婚をしましたけれども息子は月に一回面会してもらって、養育費もきちんと支払ってもらっているんです。うちの息子はパパが大好きなので、今回五歳ということで七五三の撮影とお参りをしようと思っ。撮影に来ないかって誘ったんです。
やっぱりパパと一緒の方が息子も嬉しいと思ったから。そしたらねなんて返事が返ってきたかっていうと「自分は2人を捨てた人間だからそこに映る資格はない」と断られたんです。
断られるのはね別に構わないです。自分で決めてねって言ったし、まあこなくてもしょうがないよねと思っておりましたので。
ただね2人を捨てた罪深い俺は幸せになる価値がないという罪悪感から、悲劇のヒロインやってるんですよ。見た瞬間笑いました。
「いつまで悲劇のヒロインやってんねん」
さっき言った自分のことしか見えないっていうのはまさにこれなんです。自分が2人を捨てたと思ってるならそれはいいんですよ。でも私別に捨てられたから不幸とか思ってないし、そもそも私の息子は捨てられたの?めっちゃ失礼な言い方じゃない?
数日後には落ち着いたんですけど、当初は怒りが湧いてきましたねぇ。息子は一緒に写真を撮ったらきっと喜ぶと思うんですよ。そこは見ないんです。自分が辛い、自分の罪悪感から感じるしんどさだけ見てる。
息子や私の気持ちは一切考えてないわけですね。そう、これが悲劇のヒロインの困ったところなんです。もう3年近く経ったわけですよ、いつまで悲劇のヒロインやっとるんじゃ〜!ってこっちはなるわけ。私まだ怒ってますね(笑)
ここから抜け出すにはどうしたらいいのか?私も最初は悲劇のヒロインの渦中にいましたが、徐々に抜け出しました。
何でこうなったんだろう?って自分の内側に目を向けたからです。何が原因でこういう結果を私は生み出してしまったんだろう?これが自分軸なんです。すべての問題は自分の心が引き起こしていると考えます。
これアカウンタビリティって心理学では言います。その視点で考えるってことは自分事として捉えること。それは自分軸で考えることということにつながります。
自分軸を確立して私は私、相手は相手。きっちり線引きをする。
そして自分が幸せになるためにできることは何だろう?しんどいですけれど、自分の内面に向き合って自分の幸せのためにどうすればいいか?と考えて先へ進んでいく。それが悲劇のヒロインから抜け出すために必要なことなんです。
ショックなことやしんどいことがあった時は悲劇のヒロインになってもいい。ちゃんと感情を感じてあげることのほうが大事だから。でもずっとずっとそこに居るんだったら何も変わらない。
その沼から抜け出せないんです。あなたは本当にそれでいいですか?もし抜け出したいんであれば「私は世界で一番不幸」という被害者の視点から抜け出して、自分事として向き合う視点を持ってみませんか。
今回は辛口の内容でした〜。てかこれ私が元夫に言いたいことなんだよな(笑)
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