根本裕幸著 ギリギリまで我慢してしまうあなたへ 逃げる技術を読んだ感想

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根本裕幸著のギリギリまで我慢してしまうあなたへ 逃げる技術を読んだ感想です。
わたしのカウンセリングの師匠である根本裕幸氏の新刊です。
早速読みましたので、感想を書きたいと思います。

結論から言うと、逃げるってことは自分を大事にすること。
自分を大切にすること、自分に優しくすること。

逃げるって実はとっても前向きなんです。

 

「この生活を続けていくほかないの」?

「この先ずっと、このようなしんどい毎日を
送るほかないんだろうか」?

本書で提案する「逃げる技術」は、
ある人にとっては
「人間らしさを取り戻す技術」になります。

自分の心とつながり、
自分らしい毎日を送るためには
時に勇気を持った決断が必要です。

半年予約の取れない心理カウンセラーが
教える最強逃避メソッド!

「もう少し頑張れる」と思う前に、
とにかく、距離を取りましょう!

amazon紹介ページ ギリギリまで我慢してしまうあなたへ 逃げる技術より 抜粋

逃げることは悪いこと、ネガティブなイメージ?

日本人って良くも悪くも頑張りすぎというか。(お前がいうなって突っ込まれそう)
自分が我慢すればいいんだ、とか。他の人も頑張ってるし、とか。

例えばブラック企業に勤めていて、心身ともに疲れ果てているのに
頑張らなきゃ、怒られるのは自分が悪いから。

虐められているのに、頑張って学校に行かなきゃと思う子供。
もしくは、学校には行かないといけないと思っている親。

側から見たら、逃げればいいのに。行かなくてもいいのに。
そう思う状況でも頑張ってしまう人に読んで欲しいと思う本です。

自分らしい生き方をするために、逃げましょう。

本書にはより詳しく、こんな状況の人は逃げてもいいよ、という
いろんな例が書いてあります。

私たち日本人は『逃げる』ということにネガティブな、後ろ向きな
イメージがあるので、逃げることがダメなことと思いがち。
だけど、本書はそのイメージを変えてくれる本です。

実例から読み解く、逃げられない日本人

冒頭で、3つの例を挙げて一つづつ逃げられない理由を1〜12まで
あげてくれています。なんで自分は逃げられないんだろう?
この中からどれが自分に当てはまるか考えてみます。

相手の期待に応えるため、我慢することが癖になっている、理想主義。
競争心?あたりが当てはまりそうかな、と思いました。
きっともっとたくさん当てはまる人もいるかもしれません。

逃げられない理由の後は、逃げる技術について紹介してくれます。
そこであなたはネガティブな自立に陥ってませんか?と質問が
あります。

そこには以前わたしが思っていたことばかり書いてありました。
(最近はマシになってきたので減ったと思います。)
一人で頑張らねば、とか頑張り続けなきゃ、とか。読んだら
こっちまでしんどくなってくるような内容です。

そりゃ逃げようよ、投げ出してもいいよ。以前の自分に言ってあげたい。

そして4〜6例の実際の逃げられないケースを紹介しながら、解説してくれます。
その中に『限界を認める』というのがありました。
めちゃくちゃ刺さりました。あ〜、わたし限界なんだなぁ。

わたしめっちゃ頑張ったよなぁ。自分責めるのはやめよう。
頑張りすぎる人が陥る罠ですね。頑張ってるのにさらに鞭打って頑張ろうとする。
母親だから〇〇じゃないといけない。そんな気持ちで自分を縛っていた気がします。

そして自分の心を向き合う方法が書いてあります。
それはまさにわたしが求めていたもの。6つぐらいあったのですが
わたしは瞑想する、ヨガやストレッチをするをしてみたいと思いました。

頑張らない、考えすぎない

そして次の章では頑張りすぎない、頭で考えすぎないことが勧められます。
これって、わたしのことなんですよ。なんでもいちいち考えちゃう。
いいことでもあるんですけど、疲れすぎちゃうんですよね。これ。

感じることより、考えることに比重を置いている。

あ〜、だから感情が麻痺してしまうし、疲れちゃうんですよね。
そして無意識に、それは自分を大事にしていないことになります。
いろんな例をもとに、感情の吐き出し方も書いてくれています。

そう、お恨み帳です。自分の心の中のモヤモヤや、ネガティブな部分
を書き出す。本当効果がありますが、自分の感情を麻痺させていると
出てこないこともあります。その場合はまずは感情を感じることを
優先させたほうがいいかもしれません。

この本はありとあらゆる方向から、逃げてもいいよ、逃げよう。
そういってくれます。そして逃げている自分を肯定してくれます。

そう、わたしはまさに今逃げている状態だから。

別居をして、物理的に距離をあけて旦那さんから逃げています。
わたしの心を整えて、自分に向き合うためです。
旦那さんと向き合うことから逃げています。今はその時じゃないから。

逃げてもいいんだよ。

だってしんどいもんね。

逃げるってことは自分を大切にすること。

本書はそう言ってくれています。

余談ですが、「逃げるは恥だが役に立つ」って漫画やドラマありましたよね。

あれはハンガリーのことわざで、いま自分がいる場所や、状況にしがみつく
のはやめて、自分の得意なことが生かせる場所へ行こう、逃げる選択をもとう。
そういう意味なんだそう。日本語ではなんだか後ろめたい感じがする逃げる。

そう、逃げるって実はとっても前向きなんです。

 

さよなら さよなら さよなら。
また明日。

一水みゆきでした。


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一水みゆき

一水みゆき

デザイナー歴19年、心理デザインカウンセラー。【根本裕幸氏お弟子3期卒業生】年下夫と離婚したシングルマザー。4歳男児の母。

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《人生どん底でも大丈夫!幸せになれます!》30・40代女性の夫婦・子育て問題解決のマインドや、自己肯定感UPの方法を発信!|デザイナー歴18年のカウンセラー「心理学×デザイン思考」で悩みをビジュアル化して解決|夫と別居でどん底→心理学を学ぶ→マインドが変わり幸せな状態に|4歳男児の母|シングルマザー

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