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渡辺京二著 逝きし世の面影を読んだ感想 〜古き日本の死滅〜

渡辺京二著の逝きし世の面影を読んだ感想です。根本裕幸師匠のfacebookの投稿を
みて、面白そうだな〜と思って図書館で借りました。

こんばんは。ミランダ・カーは夜にアイスを食べるのだろうか?いや、食べない。
葛藤しながらアイスを食べる一水みゆきです。(食べるんかい)

いきなりですが、この本万人にはお勧めできません。めっちゃくちゃ読み
にくい上に、めちゃくちゃページも多くて、そもそもが外国人が書いた日本に
ついての文献を多数引用しているのでさらに読みにくいことこの上ないです。

でも内容は面白いんですよ、ええ。だからめっちゃ頑張って読みました。
興味ないところや、わからないところは流し読みして毎日少しづつ読んで。
やっと今日読み終わりました。

もし読みたいなら各章に分かれているので興味があるところだけ読んでも
良いかもしれません。しょっぱなから勧めない本の感想を書くという(笑)

ざっくりとした本の内容

明治の文明開花で西洋の文明が入ってきた日本。そしてどれまでの良くも悪くもあった
日本らしさがどんどん失われていった。この本は失われる前の日本のお話です。

目次
第1章 ある文明の幻影
第2章 陽気な人びと
第3章 簡素とゆたかさ
第4章 親和と礼節
第5章 尾雑多と充溢
第6章 労働と身体
第7章 自由と身分
第8章 裸体と性
第9章 女の位相
第10章 子どもの楽園
第11章 風景とコスモス
第12章 生類とコスモス
第13章 信仰と祭
第14章 心の垣根

第1章 ある文明の幻影では外国人から見た日本の全体的な印象を書いています。
外国人が日本のことを表現する時『妖精の棲む可愛らしい不思議な国』だと。
他にも『地上の天国』だったりしたそうです。

彼らが住んでいたヨーロッパはもちろん、中国や他のアジア諸国とは違った
日本独自の文化、民族、国家。それらが驚きとともにえがかれています。

第2章 陽気な人びとでは日本人はどの階級の人たちも幸福で気さくで、総じて
自分の生活に満足そうだ、という驚きが。好奇心旺盛で、外国人に物怖じせず、
大人なのにとても子供らしく無邪気である、と。

今の日本からは考えられない記述ですよね…。なんて尊いものが失われてしまった
のかと読みながら残念な気持ちになりました。

第3章 簡素とゆたかさでは身につけているものは質素だったり地味だけれど
とても清潔で、一番下層の住民でもヨーロッパの最下層の住民とは比べられ
ないぐらい、豊であったそうです。この頃の日本は貧富の差が少なかったのか。

第4章 親和と礼節 
昔の日本の家は扉もきっぱなしで家の中は丸見え、鍵も
かけず、ものを置いても盗まれることがない。治安がよかったのかな?
そして礼儀正しく、思いやりがあり外国人には好ましくうつったそう。

第5章 尾雑多と充溢 日本の工芸品は芸術性や、創作性に優れ、とても良質な
商品が多く、職人気質な技術者たちがたくさんいたそうです。今の日本でもこれは
残っていますよね〜。

第6章 労働と身体 実は上流の身分の人ほど、ヒョロヒョロとして不健康な身体
だったみたいです。でも下層の身分の人間ほど筋肉が鍛え上げられ、美しい体をして
いたみたいです。ギリシャの彫刻を思い出させる、と。足は短いけど(笑)
老婆ですらものすごい体力があったとか。

第7章 自由と身分では、下層の人間はむしろ世界のどの国よりも個人的自由を享受
し、尊重されている。地位が高い人ほど人目に触れないよう閉じこもるのでむしろ
自由がない、と。

第8章 裸体と性 個人的には一番びっくりしました。ペリーの通訳である
ウィリアムスが『わたしが見た国の中でこの国が一番みだらかと思われた』
お風呂も混浴は当たり前、女性も胸も下半身も隠さず道端で行水したりしていたそう。

そもそも当時の日本人は裸を恥ずかしいもの、と認識しておらずそれが当たり前
だったのです。日本人は肉体という人間の自然に何ら罪を見いだしていなかった、と。
幕府が売春を保護していたり、その職業を恥とも思わない社会。

そして当時からたくさんあったエロ本というか春画もたくさん読まれていたそうです。
今の日本人からは考えられないほど性に奔放だったんですね…。個人的にここが一番
びっくりしながら読んでいました。

第9章 女の位相 今でもそうなのかな?外国人から見た日本の女性はこぎれいで
さっぱりしており平均的に可愛らしい。そしてヨーロッパの婦人とは違いしとやかで上品
に笑い、陽気で純朴。大絶賛ですね。日本の女性は昔からこんな感じだったのかな?

第10章 子どもの楽園 今の子供を育てづらい日本からは考えにくい内容でした。
市街は子供であふれ、下層の子供でさえ大人から大事にされている。
日本は子供の天国で、他のどの国よりも甘やかされ、可愛がられていたそうです。

自分の子供はもちろんのこと、他人の子供も大事にし、日本人の子供への愛は崇拝の域に
達していたそうです。今の日本からは程遠いなぁと悲しい気持ちになりました。もちろん
やさしい方も沢山いるんですけれど、今の日本は子供にやさしくないですもん。

この辺から読むのがしんどくなって息切れしてきました(笑)書くのもしんどくなってきた。

第11章 風景とコスモス…日本の美しい風景について
第12章 生類とコスモス…日本の動物への接し方。生き物を殺生することを嫌い、
動物と共存していたそうです。

第13章 信仰と祭…この頃から日本は無宗教だったんですねぇ。
第14章 心の垣根…日本人は陽気で人懐っこくわだかまりがなかった。

いかがでしたでしょうか?なんか内容を要約しただけで力尽きました。
読んだ気になれたら幸いです。

もしこれを読んで興味が湧いたら、頑張って読むか興味のあるところだけつまみ読み
してみてください。わたしが面白かったのは第2章、第8章、第10章あたりかな。

今の日本を否定するわけじゃないけれど、これを読んだわたしは日本人というのは
ずいぶん変わってしまったんだな…。それも良くない方に、と思ってしまいました。

子供のように無邪気で、明るく奔放、子供の楽園であった日本。昔には戻れない
けれど、このことを知れただけでもよかったです。これからの日本が良い方向
に向かえるように、自分にできることを少しづつしていきたいな、と思いました。

いや〜〜〜めっちゃ書くの疲れました。

あ〜しんど。寝よ。

さよなら さよなら さよなら。
また明日。

一水みゆきでした。


 

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